制作・出演 : アニヤ・ハルテロス
制作・出演
アニヤ・ハルテロス / アントニオ・ギスランツォーニ / アントニオ・パッパーノ / アーヴィン・シュロット / エカテリーナ・セメンチュク / サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 / サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団 / パオロ・ファナーレ / パッパーノ / マルコ・スポッティ / ヨナス・カウフマン / リュドヴィク・テジエ / ヴェルディ制作・出演
アニヤ・ハルテロス / アンドレアス・ヘルマン / ウーキュン・キム / ゲオルク・ツェッペンフェルト / ダニエラ・バルチェッローナ / ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 / ロリン・マゼール / ロリン・マゼールミュンヘン・フィル / ヴェルディ制作・出演
アニヤ・ハルテロス / エリーナ・ガランチャ / ダニエル・バレンボイム / ブルーノ・カゾーニ / ミラノ・スカラ座合唱団 / ミラノ・スカラ座管弦楽団 / ヨナス・カウフマン / ルネ・パーペ / ヴェルディBR KLASSIK〜バイエルン放送自主制作レーベル ヤンソンス/『ばらの騎士』『ティル』『4つの最後の歌』 2003年、マゼールの次にバイエルン放送響の首席指揮者に着任したのはマリス・ヤンソンス[1943- ]です。着任当初、ピッツバーグ交響楽団の首席指揮者を兼ねていたのは前任のマゼールと同じというのがおもしろいところですが、ヤンソンスは同ポストを2004年で終えると、今度はコンセルトヘボウ管の首席指揮者に着任、直線距離で600キロ強の二つの名門オーケストラの首席指揮者として大活躍することとなります。 このアルバムでは、そんな上り調子のヤンソンスならではの快調な演奏を楽しむことができます。自身、「R.シュトラウスの音楽は私の人生と共にあり、深く何度も繰り返し触れ合っている」と語るだけあって、オーケストラの高度な表現力を生かし切った見事な演奏が展開されており、その芳醇な音色と表情豊かな音楽には惚れ惚れするほど。 アニヤ・ハルテロスは、近年、世界のオペラハウスから招かれているドイツのソプラノ歌手。ドイツ物からヴェルディ、ヘンデルまでこなすレパートリーの持ち主の彼女は、そのシリアスな声質と繊細な表現力によって、ドイツ・リートでも高い評価を得ており、この『4つの最後の歌』についても、すでにファビオ・ルイージ指揮シュターツカペレ・ドレスデンと共演したアルバムがリリースされているので、ヤンソンス盤との比較も興味深いところです。 【収録情報】 ・R.シュトラウス:『ばらの騎士』組曲 AV.145 バイエルン放送交響楽団 マリス・ヤンソンス(指揮) 録音時期:2006年10月19,20日 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール 録音方式:デジタル(ライヴ) ・R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』op.28 バイエルン放送交響楽団 マリス・ヤンソンス(指揮) 録音時期:2009年3月5,6日 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール 録音方式:デジタル(ライヴ) ・R.シュトラウス:『4つの最後の歌』AV.150 アニヤ・ハルテロス(S) バイエルン放送交響楽団 マリス・ヤンソンス(指揮) 録音時期:2009年3月25,27日 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー 録音方式:デジタル(ライヴ) Powered by HMV
制作・出演
アニヤ・ハルテロス / アントニオ・パッパーノ / アンドレス・マスペロ / ソニア・ガナッシ / ルネ・パーペ / ロランド・ヴィラゾン / ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団 / ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団宗教的であるよりもオペラ的という作品自体の特質を、いやが上にも知らされる。このメンバーによる演奏なら、さもありなんというところだ。静と動、沈潜と激情の振幅を大きくとりながら、熱く壮大に歌い上げている。ソリスト陣も同様だ。ライヴ録音。
“究極の”といった形容が頭を過ぎる、がそれを超すものが登場するのもこの世界の常。そうしたことを実感させられる演奏であり、録音も同レベルの秀逸さだ。外面と内面、両性のカップリングの妙が気負いなく描き分けられて、まさに二度おいしいディスクだ。★