音楽むすび | 制作・出演 : アニヤ・ハルテロス

制作・出演 : アニヤ・ハルテロス

マリス・ヤンソンスマリス・ヤンソンス

BR KLASSIK〜バイエルン放送自主制作レーベル ヤンソンス/『ばらの騎士』『ティル』『4つの最後の歌』 2003年、マゼールの次にバイエルン放送響の首席指揮者に着任したのはマリス・ヤンソンス[1943- ]です。着任当初、ピッツバーグ交響楽団の首席指揮者を兼ねていたのは前任のマゼールと同じというのがおもしろいところですが、ヤンソンスは同ポストを2004年で終えると、今度はコンセルトヘボウ管の首席指揮者に着任、直線距離で600キロ強の二つの名門オーケストラの首席指揮者として大活躍することとなります。  このアルバムでは、そんな上り調子のヤンソンスならではの快調な演奏を楽しむことができます。自身、「R.シュトラウスの音楽は私の人生と共にあり、深く何度も繰り返し触れ合っている」と語るだけあって、オーケストラの高度な表現力を生かし切った見事な演奏が展開されており、その芳醇な音色と表情豊かな音楽には惚れ惚れするほど。  アニヤ・ハルテロスは、近年、世界のオペラハウスから招かれているドイツのソプラノ歌手。ドイツ物からヴェルディ、ヘンデルまでこなすレパートリーの持ち主の彼女は、そのシリアスな声質と繊細な表現力によって、ドイツ・リートでも高い評価を得ており、この『4つの最後の歌』についても、すでにファビオ・ルイージ指揮シュターツカペレ・ドレスデンと共演したアルバムがリリースされているので、ヤンソンス盤との比較も興味深いところです。 【収録情報】 ・R.シュトラウス:『ばらの騎士』組曲 AV.145  バイエルン放送交響楽団  マリス・ヤンソンス(指揮)  録音時期:2006年10月19,20日  録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール  録音方式:デジタル(ライヴ) ・R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』op.28  バイエルン放送交響楽団  マリス・ヤンソンス(指揮)  録音時期:2009年3月5,6日  録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール  録音方式:デジタル(ライヴ) ・R.シュトラウス:『4つの最後の歌』AV.150  アニヤ・ハルテロス(S)  バイエルン放送交響楽団  マリス・ヤンソンス(指揮)  録音時期:2009年3月25,27日  録音場所:ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー  録音方式:デジタル(ライヴ) Powered by HMV

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