制作・出演 : アルブレヒト・マイヤー
主よ、人の望みの喜びよ〜マイヤー・プレイズ・バッハ主よ、人の望みの喜びよ〜マイヤー・プレイズ・バッハ
2曲のカンタータからコラール「神の御業はすべて善し」を最初と最後において、協奏曲の間には、さらにコラールを置くという徹底ぶりで、信仰心に満ちた、一種の宗教アルバムに仕上げちゃっている。マイヤーって結構信心深いってのがわかった。アルバム全体は非常に美しく仕上げられている。
ヘンデル・アルバム 私を泣かせてください/オンブラ・マイ・フ 他ヘンデル・アルバム 私を泣かせてください/オンブラ・マイ・フ 他
オーボエで奏でられるヘンデルのたおやかな旋律には、他の何ものにも替え難い魅力がある。オペラやオラトリオの中からうってつけの部分を選んで協奏曲よろしく編曲再構成したこのCDは、名曲サワリ集と見せながらそんなヘンデルを広汎に凝縮した逸品である。
ヴェニスにて イタリア・バロック・オーボエ協奏曲集ヴェニスにて イタリア・バロック・オーボエ協奏曲集
ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者であるマイヤーのセカンド・アルバム。イタリアの協奏曲集である。ヴィヴァルディの演奏に象徴されるように、目覚ましい技巧と豊かな歌心を持った奏者。音はあくまでふくよかに美しく、聴き手の耳を魅了してやまぬ。
ヴィヴァルディ2ヴィヴァルディ2
「四季」で、大きな話題をさらったケネディの、ヴィヴァルディ第2弾。ヴィヴァルディを尊敬しているというケネディが、BPOのメンバーと取り組み、今回もまた極めて刺激的な演奏を繰り広げている。
《アルブレヒト・マイヤー:バッハ・アルバム》《アルブレヒト・マイヤー:バッハ・アルバム》
“名手”という形容が安易に乱発されるなかで、知的な演奏をふくよかな色香を感じさせる味わいとシャープな切れ込みの良いトーン・キャラクターを両立させた音作りで確立させた真の“名手”の妙技の数々。モダン楽器への認識を新たにさせられた思いがする。★
《アルブレヒト・マイヤー:モーツァルト・アルバム》《アルブレヒト・マイヤー:モーツァルト・アルバム》
なめらかな響き。表情豊かに起伏する息遣い。人知れず憂い顔のオーボエではない。柔らかくデリケートでありながらサラリ敏捷闊達。協奏曲も鮮やかだが、ふだんなら前座脇役にまわるアリアやアンダンテ楽章の編曲モノの多彩さに、実にとっぷり引き込まれる。★
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