制作・出演 : アル・ヘイグ
ブルー・マンハッタンブルー・マンハッタン
1980年録音のアル・ヘイグ。かつてチャーリー・パーカーと共演したピアニストも56歳。普通なら“老成”の道程に向かうかという時、何と切れ味の良いピアノ・トリオ作品を残したことか。が、速いフレイジングがやや冗長。パウエルとの差別化を意識し過ぎか。
マイルストーンズマイルストーンズ
白人バップ・ピアニストとして、独自のスタイルを築いた名手アル・ヘイグ。本作は、76年にベースとのデュオで録音した1枚。おなじみのスタンダードを中心に、心温まるプレイを繰り広げている。派手さを排除したキラリと光る内容が、いかにもマニア向き。
ソロ・ピアノソロ・ピアノ
アル・ヘイグが76年に吹き込んだソロ・ピアノ・アルバム『ピアノ・インタープリテイション』に、77年録音の『マンハッタン・メモリーズ』からの4曲を加えたCD。カムバック後の好調期だっただけに、小気味良いソロをタップリと聴かせてくれる。