制作・出演 : アンディ・スニッツァー
制作・出演
アンディ・スニッツァー / エリック・マリエンサル / エヴァレット・ハープ / ジェフ・ローバー / チャック・ローブ / ティル・ブレナー / ブライアン・カルバートソン / ミッチ・フォアマン制作・出演
アンディ・スニッツァー / エディ・ゴメス / ジョージ・ヤング / チャーネット・モフェット / デビッド・マシューズ / ビクター・ルイス / マンハッタン・ジャズ・クインテット / ルー・ソロフ最高の音で楽しむために!
ラテンの名曲がズラリ。アレンジの妙が功を奏し、ラテンの芳香と愉悦を漂わせながら、ジャズの精神の核であるビ・バップの気概、熱気が横溢する「エル・クンバンチェロ」「ヴォラーレ」、深みのある抒情を湛えたバラード表現が秀逸な「リベルタンゴ」など、聴きどころは多い。管楽器のソロが痛快。音楽性豊かなベース・プレイにも惹かれる。★
結成25周年記念アルバムは、アート・ブレイキー生誕90周年を祝うトリビュート盤。だからして、曲はメッセンジャーズに縁のあるナンバーだし、演奏もやっぱりファンキー。ハード・バップなんてのを知らなくても、理屈抜きに楽しめるジャズ・アルバムだ。
初代ドラマーのガッドと二代目ベーシストのゴメスを迎えたMJQのアルバム。メンバーは何度も交代しているが、サウンドに大きな変化はない。そこが編曲を担当するマシューズの才能だ。それでも初期のメンバーを得ていつもと違う高揚感が認められる。
ランディ・ブレッカー&イリアーヌ夫妻の娘、アマンダのデビュー作。自作曲のほかノラ・ジョーンズ、ボニー・レイット、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースらの曲をカヴァー。デヴィッド・マシューズのアレンジによるポップ路線。キュートな歌声。両親も各2曲に参加。
マンハッタン・ジャズ・クインテットのテナー・サックス奏者アンディ・スニッツァーのBIRDS RECORDS第1弾。アンディの持ち味が発揮しやすいブルージィでノリのいいナンバーを中心にワン・ホーン・カルテットで録音。レイ・チャールズのヒット曲が3曲ある。
発売元
ピー・エス・シーデビッド・マシューズの編曲でバカラック作品を歌う2007年作。歌とバックというより、歌とMJQのバンド・サウンドが一体化している印象でパワフル。2管とホーン・セクションを組むかのようなスキャットがいい「サンホセへの道」、広い音域で安定した歌を聴かせる「ゴッド・ギブ・ミー・ストレングス」など魅力的。
ジャズの醍醐味を明快に伝えようとしてすでに20年強、デビッド・マシューズ率いる5人組のアルバム。今作はスタンダード中のスタンンダードをフレッシュに取り上げたもの。ときに仕掛けを施しつつ、原曲の持つ曲趣を香り立たせる。フロントに立つ2管はけっこう雄弁。
ビートルズ5曲を中心に、クイーン2曲、なぜか定番「虹の彼方に」を最後に収録。好きな曲と旬な感じの曲を持ち寄りました、という感じのアルバム。明るく屈託のないジャズなので、細かいことは抜きに、楽しく聴けてしまうのがMJQの良さだ。
発売元
キングレコード株式会社コナーの代表作とタイトルは同じだが、こちらはその作品で示した若々しい歌声と違って、円熟の味わいが売りだ。マシューズの名アレンジによるバックのアンサンブルも、彼女のヴォーカルに素晴らしいマッチングを示す。歌も演奏も聴かせどころを心得た一枚。
R.カイザー、A.スニッツァー、L.ソロフらマシューズ・ファミリーによるポップ曲のカヴァー集。ヴォーカル入り。編曲はもちろんマシューズ。1枚目にはH.ヒューストン、2枚目にはマドンナ、P.コリンズ、ポリス、マライア・キャリー、ホール&オーツらのヒット曲を収録。
ボサ・ノヴァを中心に多彩な曲をカッコよく演奏している作品。「ルート66」はファンキー。スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」はカリビアン・テイスト。ルー・ソロフ&アンディ・スニッツァーのフロントが強力、D.マシューズの編曲は職人芸の世界。
制作・出演
アンディ・スニッツァー / キャロリン・レンハート / ジョー・マグナレリ / チップ・ジャクソン / テリー・シルヴァーライト / デヴィッド・マシューズ / デヴィッド・マシューズ・トリオ / ロジャー・ブランク発売元
キングレコード株式会社デヴィッド・マシューズ編曲のピアノ・トリオをバックにした2002年録音作。湿度感のある声で原曲のメロディを丁寧に歌っており、収録曲の大半を占めるバラードはきわめてムーディ。トランペットのジョー・マグナレリが客演する(3)のゆったりとしたスウィング感も心地よい。
トリオ作品かと誤解するタイトルだけど、実際はアンディ・スニッツァーのサックスを加えたカルテット作品。その後マシューズとの共演を通じジャズ界でも知られるようになるスニッツァーだが、本作の録音当時(92年)はほとんど無名の存在だった。洒落た4ビート・ジャズ。