制作・出演 : アンドレアス・シュタイアー
制作・出演
J.S.バッハ / アンドレアス・シュタイアー / カールハインツ・シュティープ / ハーヨ・ベス / フェーベ・カライ / ムジカ・アンティクヮ・ケルン / ラインハルト・ゲーベル / ロバート・ヒル制作・出演
AndreaKeller / JorgBuschhaus / MarkusHoffmann / StephanSanger / SylvieKraus / アンドレアス・シュタイアー / コンチェルト・ケルン / ヴェルナー・エールハルト発売元
オリジナル株式会社雑誌『ソトコト』の増刊『ロハスキッズ』から生まれた子ども、そしてその親たちのためのコンピレーションCD。クオリティの高さが特徴のハルモニア・ムンディ・レーベルからピックアップしたモーツァルトの小品たちが、子育ての日常を優しく豊かに彩る。
どこまでがモーツァルトの曲で、どこからが演奏者のアイディアなのか。その境目が判然としない。というより、むしろそれが狙いかも。実態はモーツァルトの曲をダシにした、傍若無人・自由奔放なインプロヴィゼーションのごとし。フォルテピアノによる演奏。
想いが翔び才気が走りワザに目くるめく。緻密堅牢に構築されじわり熱くなるバッハとは対極の音の姿がこれら幻想曲には結晶している。鋭敏な即興性で時にカッと熱く響きを解き放つシュタイアーの演奏は、そのヘソを過たず捕まえてゾクとヴィヴィッドだ。★
クラリティ(明晰さ)とダイナミクスに優れた歯切れの良いバッハ、新装再登場。演奏、楽器、録音と3つのエレメントの絡み合いが1枚の(3枚組だが)ディスクに実を結ぶ。シュタイアーは、ピリオド楽器の鍵盤奏者としては珍しいくらいに、録音レパートリーはフォルテピアノが圧倒的に多い。不完全な楽器の機能的限界を知りぬいた上で、その美質をフルに生かす演奏を作り上げる術に優れた、真のヴィルトゥオジティを有する稀有な才能の証でもある。バッハ鍵盤作品の到達点をチェンバロを駆って描き出した真の名盤だ。
発売元
キングレコード株式会社地味な印象があるハイドンのピアノ協奏曲が備えている溌剌とした魅力が、しっかりと描き出されている。短調部分の翳りや暴発気味のカデンツァなど、シュタイアーが多彩な語り口を駆使。ピリオド楽器によるオーケストラの瞬発力に富んだ反応もすばらしい。★
フォルテピアノの第一人者のひとりシュタイアーの、ソナタ2曲を中心としたモーツァルト作品集。1785年製のウィーン・アクションの楽器のコピーを弾いて、優雅で繊細な音世界を再現。