制作・出演 : アンヌ・ケフェレック
世界を舞台に音楽界をリードするワーナークラシックス・アーティストが続々集合! 名演を高音質SACDハイブリッド国内盤でお届けする新シリーズ「ルミエール(仮)」。 最も卓越した演奏と評価されるサティ、SACDハイブリッド2枚組 ●日本にも度々来日し、世界的にも現代を代表するピアにとして高い評価を持つケフェレックの名録音 ●サティの傑作であるジムノペディとグノシェンヌの演奏の中でも最も卓越したものとされ世界的なベストセラー録音の完全収録2枚組。 ●旧ヴァージン・レーベルへのサティの全録音をディスク2枚に収録した世界初のSACDハイブリッド盤発売 ●7月1日の、サティ没後100年にあたり、サティの名盤の復活発売 ●9月2日浜離宮朝日ホールでリサイタル(発表曲目はサティは含まれず)、6日&7日下野達也指揮、札幌SO(ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番)で2025年来日。
フランスを代表するピアニスト、パリ生まれのケフェレックによるラヴェルのピアノ曲集。40代前半の録音で、豊かな感受性にあふれた洗練された演奏を聴かせている。ラヴェルの研ぎ澄まされた美がいっそう表現されている。
犬が安らげる周波数を持つクラシック楽曲を集めた、犬用ヒーリング・コンピ・アルバム。犬の気持ちがわかる玩具として話題となった“バウリンガル”開発者の音響データを基に、バッハ、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキーらの名曲を選曲している。
ディスク1の内容からもわかるように、“20世紀”という切り口が主眼のセットで、オリジナル・タイトルも『BEST 20th CENTURY CLASSICS』。イギリス色をにじませながらも、見識あるセレクトは立派。充実したブックレット(相原穣)が、このセットの価値を高めている。
きりっと利発でありながら、はじけるような艶とノリを発散する若き日のケフェレックの快演。線がこみ入るほどに音色を凝らしリズムを浮き上がらせて、実に颯爽、切れ味するどく情をのせていく。簡素な動きに若干の白さは残るがそれも愛嬌。快感色褪せない。