制作・出演 : エグゾーダー
グルーヴ・メタルの元祖として世界中のメタル・ファンからリスペクトされる Exhorder が、5 年ぶりのニュー・アルバムをリリース! リード・ギターに元 Cannibal Corpse のパット・オブライエンを迎え、よりアグレッシヴな作風に挑む。 プロデュースは巨匠イェンス・ボグレン。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 ニューオリンズ出身のスラッシュ・メタル・バンド、Exhorder。85 年に結成されているが、『Slaughter in the Vatican』でアルバム・デビューを果たしたのは、90年になってから。 92年にはセカンド・アルバム『The Law』を発表するも、90年代のメタル暗黒時代を生き抜くことはできず、93年に解散。 これだけであれば、ただの少々遅れて現れた不遇のスラッシュ・メタル・バンドの一つにすぎなかっただろう。 だが、Exhorder は、「Pantera が元ネタにしたバンドではないのか」と、長らくメタル界の論争のネタとなってきたのである。 確かに両者に音楽的、ルックス的共通点は多い。 そして、フィル・アンセルモが Exhorder の大ファンであったことは間違いない。 当の本人たちは、「パンテラが俺たちから影響を受けたかって?それは間違いない。パクリかと言われれば、まあそうかもしれないな。 だけど、彼らは俺たちよりずっと頑張った。だから成功したんだ。それだけのことさ」と、外野の論争など意に介さず、潔いコメントをしているのだが。 Exhorder は 19 年、27 年ぶりとなるサード・アルバム『Mourn the Southern Skies』をリリース。世界中のファンを驚かせた。 そんな彼らが、5 年ぶりに 4 枚目のアルバムをリリースする。『Defectum Omnium』と題された本作では、前作よりもスラッシュ的、パンク的要素が増し、よりアグレッシヴな仕上がりとなっている。それもそのはず、本作でリード・ギターを担当しているのは、元 Cannibal Corpse のパット・オブライエンなのだから! もちろん彼らお得意の、ドゥーミーでグルーヴィな展開も健在。グルーヴ・メタルの元祖の面目躍如たるアルバムとなっている。 プロデュースを担当したのは、巨匠イェンス・ボグレン。 セールスポイント: ・あの Pantera が音楽的、ルックス的に元ネタとしたとされるバンド。 ・リードギターは元 Cannibal Corpse のパット・オブライエン。 ・プロデュースは巨匠イェンス・ボグレン。 【メンバー】 カイル・トーマス (ヴォーカル/ギター) パット・オブライエン (ギター) ジェイソン・ヴィブルックス (ベース) サシャ・ホーン (ドラムス)
グルーヴ・メタルはエグゾーダーが発明し、パンテラが広めた。 そんなオリジネイターとしてリスペクトされ続けるエグゾーダーが放つ27年ぶりのサード・アルバム! スラッシー、ヘヴィ、グルーヴィー。どこを切ってもエグゾーダー。ブランクを一切感じさせない完全復活作。 プロデューサーにイエンス・ボグレンを迎え、ついに真の評価を得るときが来た! エグゾーダーはニューオーリンズ出身のスラッシュ・メタル・バンド。結成は85年だが、『Slaughter in the Vatican』で アルバム・デビューを果たしたのは、90年になってから。92年にはセカンド・アルバム『The Law』を発表するが、 何しろスラッシュ・メタルに逆風が吹き荒れていた90年代初頭のこと。どちらのアルバムも商業的な成功に恵まれることはなく、 バンドは93年に解散。それだけならば、何てことのない、多少遅れてデビューしたスラッシュ・メタル・バンドにありがちな話で終わりだ。 だが、エグゾーダーはその後20年以上に渡り、ヘヴィ・メタル界の論争の中心であり続けた。 グルーヴ・メタルの元祖はエグゾーダーなのか。もっとストレートに言えば、「パンテラの元ネタはエグゾーダーなのか」という論争だ。 パンテラがパンテラらしいスタイルを確立したのが5thアルバム『Cowboys from Hell』であることは、周知の事実だろう。 この作品がリリースされたのは、『Slaughter in the Vatican』と同じ90年のこと。そのあたりの時系列が非常に微妙なのだが、 『Slaughter in the Vatican』はフィル・アンセルモによるプロジェクトだと偽れば、信じる人も少なくないであろうと思うくらい、両者の共通点は多い。 いわゆるグルーヴィーなパートもそっくりだが、何よりカイル・トーマスとフィルの声質、節回しは酷似していると言わざるをえない。 当時、知名度の差もあり、エグゾーダーはパンテラのフォロワーだという印象を持った人もいたことだろう。 だが、実際影響下にあったのは、パンテラの方である。少なくとも、フィルがエグゾーダーの大ファンであったことは間違いない。 彼は「リスペクトするエグゾーダーを他のメンバーにも聴かせた」と証言している。「エグゾーダーがグルーヴ・メタルを発明し、 パンテラがそれを広めた」というが、現在の定説なのである。肝心の本人たちは、「パンテラが俺たちから影響を受けたかって?それは間違いない。 パクリかと言われれば、まあそうかもしれないな。だけど、彼らは俺たちよりずっと頑張った。だから成功したんだ。 それだけのことさ」と、外野の論争など意に介さず、潔いコメントをしているのだが。 そのエグゾーダーが、27年ぶりとなる3枚目のアルバム『モーン・ザ・サザン・スカイズ』をリリースする。 メンバーはカイル・トーマス(Vo)、ヴィニー・ラヴェラ(G)のオリジナル・メンバー2人に加え、ベースがヒーゼンのジェイソン・ヴァイブルックス、 ドラムがフォービドゥンのサシャ・ホーンという豪華ぶり。さらに、セカンド・ギタリストのマージ・モンタゼリは、数々のパンテラ・ナンバーも披露する フィリップ H. アンセルモ&ジ・イリーガルズのメンバーであったというのも興味深い。「ティーンエイジャーだったころ、俺たちは夢を見ていたんだ。 月並みな言い方だけど、50になった今も、まだ目を覚ましていないのさ。エクゾーダーは、俺たちの人生にずっとつきまとっているからね」とヴィニーが語るとおり、 『モーン・ザ・サザン・スカイズ』は一切ブランクを感じさせないパワフルな作品だ。ヘヴィでグルーヴィーでスラッシー。 まさにエグゾーダー以外何ものでもない。名プロデューサー、イエンス・ボグレンの手により、21世紀のサウンド・クオリティを手にした元祖グルーヴ・メタル。 正当なる評価を得るときが、ついにやってきた。 【メンバー】 カイル・トーマス(ヴォーカル) ヴィニー・ラヴェラ(ギター) マージ・モンタゼリ(ギター) ジェイソン・ヴィブルックス(ベース) サシャ・ホーン(ドラムス)