制作・出演 : エルヴィン・ジョーンズ
当時20年以上のキャリアのあったレイ・ブラウンの初リーダー作。シダー、エルビンとともにピアノ・トリオの醍醐味を伝える1976年発表の作品だ。彼のソロもばっちり楽しむ事ができる。
太いベース音で数々の歴史的レコーディングに名を連ねたポール・チェンバース。本作は、その類まれな存在感がさらに強調されるリーダー作で、ドナルド・バード以下、対するメンツも引けをとらずスウィングしている。
エンヤ時代の代表作『エクリプソ』(77年2月録音)と、ピアノ&ベースのデュオの名盤『バラード&ブルース』(78年11月録音)のセッションから、オリジナル・アルバム未収録の残り曲&別テイクで構成した一枚。フラナガンのセンスと品のよさがよく出た秀作。
トランペット奏法で知られるジャズ・ピアノの父が、モダン・ジャズ界きってのリズム・セクションを迎えて制作した傑作。時は過ぎれど、そのエネルギッシュなプレイに見劣りはない。
“ドラム・マシーン”エルヴィン・ジョーンズが、若きジョシュア・レッドマンらと組んで発表した意欲作。ポリリズムの要素を加えたダイナミックなドラミングは、スピリチュアルでさえある。
ジャズ・ピアニストの辛島文雄が、モダン・ジャズの巨星、エルヴィン・ジョーンズを迎えて録音した1978年のリーダー作。スタンダードと自作のオリジナル曲を織り交ぜ、硬質なピアノ・トリオ作に仕上げている。
1976年に来日した際のライヴ盤。強力な盟友ふたりをフロントにした重厚なサウンドの“コルトレーン・ワールド”全開アルバム。円熟した彼のスケールの大きいドラミングとバンド全体のテンションの高さが魅力の1枚。
1979年録音のライヴ・アルバム。アート・ペッパーやローランド・ハナなど、日本でも人気の高い豪華なメンバーが集結したカルテット編成。やはり盟友リチャード・デイヴィスとの相性がバツグンに光る。