制作・出演 : オイゲン・ヨッフム
制作・出演
オイゲン・ヨッフム / カール・オルフ / グンドゥラ・ヤノヴィッツ / ゲルハルト・シュトルツェ / ゲルハルト・ヘルヴィヒ / シェーネベルク少年合唱団 / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 / ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団制作・出演
エルンスト・ヘフリガー / オイゲン・ヨッフム / ジークリンデ・ヴァーグナー / ブルックナー / ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ペーター・ラッガー / マリア・シュターダー / リヒャルト・ホルム高貴でありながら雄大な作風を示し、このジャンルの最高傑作とされるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、独創性も存分に発揮された傑作として広く親しまれています。モーツァルトが青年期に書いた名作のひとつとして知られる、洗練度と深みを増したスケールの大きな第5番は、終楽章のリズムから《トルコ風》の愛称で親しまれています。ウィーンのヴァイオリニスト、シュナイダーハンの格調高い気品溢れる演奏でお楽しみください。
従来のピアノ協奏曲とは一線を画した「ピアノ付き交響曲」といった趣の、気宇広大ともいえるスケールのブラームスの第1番。抑制された沈鬱感が横溢する晦渋さを湛えたこの作品で、今は亡き名ピアニストのギレリスと名指揮者ヨッフムががっぷりと四つに組んだ演奏を展開しています。ギレリスの協奏曲録音のなかで最も重要な位置を占める名盤の誉れ高い録音であり、ヨッフムとベルリン・フィルハーモニーの純ドイツ的な響きも聴きものです。
制作・出演
アマデウス弦楽四重奏団 / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / オイゲン・ヨッフム / カール・ライスター / ジークムント・ニッセル / ナタン・ミルシテイン / ノーバート・ブレイニン / ピーター・シドロフ / ブラームスブラームスの他の協奏曲と同様、技巧的に至難で内容的に渋いにもかかわらず精神的に極めて充実した雄渾な作品として知られる、ロマン派屈指のヴァイオリン協奏曲。楽器特有の音色を巧みに生かして、作曲家晩年の独特の寂寥感を見事に表出したクラリネット五重奏曲。完璧な技巧と磨き抜かれた音色を存分に発揮したミルシテインと、音楽性溢れる感性豊かなライスターの独奏による、至上の演奏で収めた珠玉のブラームス・アルバムです。
ヨッフム/フルトヴェングラー:交響曲第2番 ドイツの名指揮者、オイゲン・ヨッフム[1902-1987]による意外なレパートリーの登場です。 コンサートにオペラに戦前から大活躍したヨッフムは、1934年からハンブルクでオペラの音楽総監督とオーケストラの首席指揮者を兼任していましたが、1949年にはバイエルン放送局の音楽監督に任命されてミュンヘンに移り、バイエルン放送交響楽団の設立に尽力します。ヨッフムは同ポストに1960年まで在任、オーケストラをドイツ第1級の水準にまで育て上げると、今度はコンセルトヘボウ管の首席指揮者へと旅立つのでした。 当時のバイエルン放送響は、最初から人選が良かったのか、戦後間もない結成にもかかわらず水準が高いのが印象的。『カルメン』や『ボリス』の放送録音からドイツ・グラモフォンへのブルックナーやモーツァルトのセッション録音に至るまで、きわめて旺盛な活動を展開していた壮年期ヨッフムならではの意欲あふれる演奏の数々を現在も数多く聴くことができます(中でもブルックナーの5番は素晴らしい演奏)。 そんなヨッフムがここで指揮をしているのが、フルトヴェングラーの交響曲第2番です。巨匠渾身の力作である交響曲第2番は、長大で悲劇的な雰囲気を湛えた後期ロマン派風の巨大な作品で、晩年のフルトヴェングラーが演奏会やレコーディングでの紹介に熱心だったことでも知られています。1948年には、ヨッフムが首席指揮者として在任中のハンブルク・フィルに客演してこの曲を指揮しており、そうした背景もあって、このヨッフム指揮による演奏がおこなわれたのかもしれません。 フルトヴェングラーはこの演奏会の10日前、11月30日に亡くなっており、ヨッフムの悲嘆も大きかったと思われますが、それだけにここでの演奏も、敬愛する巨匠への哀悼の気持ちがいっぱいに込められた、実に深く素晴らしいものとなっています。この作品の紹介に非常に熱心だった、晩年のフルトヴェングラーの遺志をつぐかのようなシリアスな演奏です。放送録音だけあって、モノラルながら音質が良好なのも幸いでした。 【収録情報】 ・フルトヴェングラー:交響曲第2番ホ短調 バイエルン放送交響楽団 オイゲン・ヨッフム(指揮) 録音時期:1954年12月10日 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール 録音方式:モノラル(ライヴ) Powered by HMV
制作・出演
オイゲン・ヨッフム / カタリーナ・リゲンツァ / クリスタ・ルートヴィヒ / ゲルト・フェルトホフ / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 / ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 / ペーター・マウス / ワーグナーヨッフムの円熟の指揮で、“マイスタージンガー”の重厚さと軽妙さが見事に表された名演。フィッシャー=ディースカウの上手さが光るが、他の歌手陣も豪華で充実している。ドミンゴが出演しているのも今となっては貴重である。