制作・出演 : カール・オルフ
総勢200名、日本を代表する吹奏楽団と合唱団が一体となった、吹奏楽ファン、合唱ファンが無条件で楽しめるアルバム。本格的なクラシックから卒業ソングの定番曲まで、佐渡裕が大いに盛り上げてくれる。
小澤の19年ぶり2度目の録音。今回はベルリン・フィルという最強のオーケストラを得て、気心の知れた晋友会合唱団とともに渾身の演奏となった。ソリストもグルベローヴァをはじめ充実した布陣で臨んでいる。
近年声楽大作にヒットが多いハーディング。当演奏も躍動的なリズムで一気に聴かせる。特筆すべきはオケと合唱の優秀さだ。たとえばTk8でのフルートの味わいや、交替に出るコーラスの透明感と音程のよさ。Tk16など速いテンポにもピタリと付けている。ゲルハーヘルも素晴らしい。
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日本コロムビア株式会社トロント響の音楽監督をしていた34歳になったばかりの小澤征爾が、ボストン響を指揮した初期の名盤のひとつ。小澤の構成力や明快なサウンド・メイキングなど、その本領が発揮された素晴らしい演奏だ。
プレヴィン2度目の録音で、ライヴ収録にかかわらず音の良さも評判となった一枚。土俗的なうねりよりも、明快なリズムとウィーン・フィルの豊かな響きを活かしたエネルギッシュな演奏だ。声楽陣の充実も特筆に価する。
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ユニバーサルミュージック闘争心を燃やしてくれるクラシック楽曲を集めたコンピ盤。ハイな気分になり、ガンガンいけそうな気持ちにさせてくれる。夜より朝、あるいは昼食後に聴くのにうってつけの一枚だ。
一時不調を囁かれたデセイだが、2004年9月末の初来日ではほぼ完璧な復調ぶりでファンをほっとさせた。センスの良い選曲で彼女の妙技をつぶさに味わうことのできるベスト盤である。チャーミングな小悪魔的歌姫は、その美声でCDを聴く人すべてを眩惑するに違いない。
20世紀ドイツを代表する作曲家オルフが、中世の世俗的な歌集をもとに作った「カルミナ・ブラーナ」をデュトワの指揮で楽しむ。《デッカ・ニュー・ベスト100》の1枚。