制作・出演 : ギル・エヴァンス
ブルース・イン・オービットブルース・イン・オービット
ギル・エヴァンスがスヌーキー・ヤング(tp)らの名手を集め、1969年と71年に録音したアルバム。マンデイ・ナイト・オーケストラとは異なる趣だが、彼の天才的アレンジ力は本作でも健在だ。
スヴェンガリスヴェンガリ
緻密な労作音色マジックの世界から、電化サウンドを大胆に取り入れ、アンサンブルにあえてワイルドなバレを持ち込んで独創未踏の響きの領域に踏み込んだ頃の録音。ハーパーやサンボーンらのソロと角逐しつつ恐ろしく複雑に変幻熱狂するオケの動きは驚の一語。
スケッチ・オブ・スペイン+3スケッチ・オブ・スペイン+3
『クールの誕生』と並ぶギル・エヴァンスとの合作の名盤。ギルの編曲とマイルスのソロが見事に融和し、それまでになかったジャズを打ち出した。原曲であるクラシックの旋律とモード・ジャズが絶妙に絡む。
マイルス・アヘッド+5マイルス・アヘッド+5
『BIRTH OF THE COOL』以来、高く評価されている一連のギル・エヴァンスとの共作名盤の中の1枚。各楽曲が途切れることなく続く組曲的な構成で、ギルの絶妙なアレンジが光る。
ニューヨーク1980 ギル・エヴァンス・ライヴ・アット・ザ・パブリック・シアターニューヨーク1980 ギル・エヴァンス・ライヴ・アット・ザ・パブリック・シアター
ギルの創造性が80年代に入ってもまったく衰えていないことを伝えたライヴ2枚組。ユニークなブラス・アンサンブルとシンセサイザーを大胆に駆使したサウンド・テクスチャー。それでいながらビッグバンド・ジャズの楽しさも満喫させてくれる。
ディレクションズディレクションズ
未発表2枚組アルバム。ギル・エヴァンスとのコラボレーション、ブラックホークでのライヴ、マイルス・クインテット、そしてエレクトリックと、マイルスの音楽の変遷を辿ることができる。