制作・出演 : グリーグ
ムソルグスキー:展覧会の絵|グリーグ:「ペール・ギュント」組曲第1番ムソルグスキー:展覧会の絵|グリーグ:「ペール・ギュント」組曲第1番
グリーグ、ムソルグスキー、それにビゼーの「アルルの女」と、それぞれの代表作といえる組曲を中心としたCD。ムソルグスキーの歌劇「ホヴァンシチナ」より「モスクワ川の夜明け」も。
グリーグ&シベリウスグリーグ&シベリウス
90年に亡くなった指揮者渡辺暁雄の、没後10周年を記念して初CD化された。これは67年厚生年金ホールで録音され、銘盤の誉れ高かったレコードなだけに、大変嬉しい。渡辺が得意とした北欧ものを、日フィルがゆったりとした温かな流れで応える。
ノルディック・エクスプレスノルディック・エクスプレス
北欧4ヵ国の弦楽器のための作品を集めたCD。バルトークの影響がうかがえる(3)や、ショスタコーヴィチの死を契機に書かれた(4)など、北欧の現代音楽の一端をも垣間見させる好企画だ。フィンランドの学生による団体が、作曲家の意図を従順に形にしている。
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調
ライヴによる協奏曲は、横山の優れたバランス感覚を印象づける。彼は、本場北欧の指揮者/オケと協調を保ちながら、安定した技巧とクリアな音色で、のびのびと自分の世界を築いてゆく。一方、ソロの小品集では、さりげない表情の中に抒情美が光る。★
グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲
中村紘子とキタエンコ=ベルゲン・フィルは相性がよく、危なげのない演奏だ。中村紘子はのびやかに弾いているし、オケも実に朗らかで、堅苦しいことはナシにしよう、とついつい思ってしまう。ベルゲンはグリーグの故郷でもあるし。