制作・出演 : ケニー・ワシントン
発売元
株式会社ポニーキャニオンギターの井上智やベニー・グリーンら、NYを拠点に第一線で活躍する5人のジャズマンが新ユニットを結成。ビ・バップ全盛期に、その対極にある知的で洒脱なサウンドで一世を風靡したイギリス人ピアニスト、ジョージ・シアリングにちなみ、現代版シアリング・サウンドを模索。
発売元
株式会社ポニーキャニオンブルージィなプレイが信条のピアニスト、レイ・ブライアントの作品。2枚のアルバムからのベストを編んだコンピレーションである。乗りの良いオリジナルの「ガッタ・トラヴェル・オン」やエリントンの有名な「Cジャム・ブルース」、バラード「ゴッドファーザー 愛のテーマ」「エンジェル・アイズ」では巧みなテクニックに引き込まれてしまう。好盤である。
ジャズ・ヴォーカル界のお色気女王と呼ぶなかれ。ベスト・アルバムとなる本作、なかでもスケール感あふれる(5)などを聴けば、その悩ましげな声のなかにもしっかりとしたテクニックが裏づけられているのがわかるハズ。でも悩殺ポートレートにはやっぱりニンマリしちゃうけど。
発売元
ユニバーサルミュージックジャンル
“シャーラップ”が正しい発音の、ビルのコンボでの最高作だ。ジャズ喫茶好みのこの作品からは、トリオでのソフトな感覚は感じられない。いいじゃないビル、と声を掛けたくなる。BNらしいマンハッタン・ジャズな世界が広がる。選曲も言うまでもなくいい。
白人の中堅ジャズ・テナーの中でいつも趣味の良い歌心を聴かせてくれるアレンが、ピアノで歌うことにかけては右に出る者のいないリヴィング・レジェンドと組んだ。トリックもフェイントもかけないのにひたすら美しく溶け合うジャズの心。ひとつの理想郷だ。
ジャンル
ピアノ弾き語りの新星、シンコッティの第2作。デビュー作はオーソドックスなジャズだったが、これはポップ寄り。キャロル・キングの曲も2曲。「セントルイス・ブルース」「バリ・ハイ」といった曲も今日的なアレンジでポップに歌っていて仰天。インストも1曲。