制作・出演 : シモン・ゴールドベルク
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3・4・5番モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3・4・5番
2009年が生誕100年にあたるシモン・ゴールドベルクが42歳のときに残したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集。気高く純粋なモーツァルト演奏。ゴールドベルクの表現は、優美さやエレガントさには傾かず、高貴で厳しく、明快な力強さで貫かれている。
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
64歳のゴールドベルクが36歳年下の当時新進のルプーと組んで話題となった、2度目のモーツァルト・ソナタ集。ゴールドベルクの端正な佇まいと繊細で抒情的なルプーが見事に合致した名演だ。
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
制作・出演
J.S.バッハ / アーフェ・ヘイニス / ウィレム・グロート / オランダ室内管弦楽団 / シモン・ゴールドベルク / ハーコン・ストタイン / フーバート・バルワーザー / ヤニー・ファン・ウェリング / ヤン・ボスシモン・ゴールドベルクの遺産シモン・ゴールドベルクの遺産
制作・出演
A.N.オーサー / シモン・ゴールドベルク / ジェラルド・ムーア / パウル・ヒンデミット / フィルハーモニア管弦楽団 / フレデリック・リドル / リリー・クラウス / ワルター・ジュスキント晩年は日本に住んでいたゴールドベルクの遺産。ベルリン・フィル時代の弦楽四重奏が初発売だが、残りは既存の音源である。彼ほど端整なヴァイオリンを弾いた人は希有で、その清らかさは聴きこめば味わいがいっそう増す。最晩年の録音も今となっては貴重。
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番
アルゲリッチのモーツァルトの協奏曲は、第20番とラノヴィチとの第10番があるくらいなので、本作は貴重な録音。抑制されたロマンティシズムが横溢するスリリングな演奏が展開されている。
リリー・クラウスの芸術リリー・クラウスの芸術
私生活でも親密だったというゴールドベルクとの、優雅な語らいが至福の時をもたらす名演。戦前のSP録音だが、十分に鑑賞に堪え、クラウスの澄明なピアニズムも、ゴールドベルクの艶やかな音も楽しめる。
リリー・クラウスの芸術リリー・クラウスの芸術
繊細ながらも豊かな表現力を発揮しているクラウスのピアノに、いくぶん線が細めで清々しさの漂うゴールドベルクのヴァイオリンが見事に調和。今では聴くことのできない雰囲気を持った演奏だ。