制作・出演 : ワルター・ジュスキント
G線上のアリアG線上のアリア
アメリカに移っても、最後までヨーロッパ・スタイルの気品あふれる演奏を貫いた、ミルシテインの小品集。キャピタル時代のミルシテインに顕著な冴えたテクニックが、各楽曲に華を添えている。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3・4・5番モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3・4・5番
2009年が生誕100年にあたるシモン・ゴールドベルクが42歳のときに残したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集。気高く純粋なモーツァルト演奏。ゴールドベルクの表現は、優美さやエレガントさには傾かず、高貴で厳しく、明快な力強さで貫かれている。
シモン・ゴールドベルクの遺産シモン・ゴールドベルクの遺産
晩年は日本に住んでいたゴールドベルクの遺産。ベルリン・フィル時代の弦楽四重奏が初発売だが、残りは既存の音源である。彼ほど端整なヴァイオリンを弾いた人は希有で、その清らかさは聴きこめば味わいがいっそう増す。最晩年の録音も今となっては貴重。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ゆううつなセレナード プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ゆううつなセレナード プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調
グールドがコンサート拒否宣言をする前、20代後半の録音。グールド独特の音色やアーティキュレーションなどがこの時すでに現れている。曲のテンポや演奏のタッチもこの時点でかなり独特だが、1つの生き生きとした音楽が完成されている所はやはり天才だ。
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