制作・出演 : シンバルズ
“LOVE YOU LIVE TOUR 2003”のステージより、東京・名古屋・大阪にて収録されたライヴ盤。しかもタイトルの通りに、事前にファンからリクエストを募り、それに基づいた選曲が為されている。とても躍動感のある、ライヴの雰囲気が伝わってくる作品。★
8枚目のシングルはシンバルズ流のお洒落なスウィンギング・ポップス。ビッグバンドをバックに唄う土岐麻子のヴォーカルは、甘くて柔らかい砂糖菓子のよう。ホーリーなムードとジンワリとした温もりが伝わってくる、冬にぴったりのナンバーだ。
ニュー・アルバム『sine』からの先行シングル。ジャケットやタイトル曲のプロモ・クリップからもわかるように、ドイッチェなボディ・ビート系とフィリーなディスコが2002年型にミックスされた4曲を収録。それでもポップス、という点に彼らの意志が。
トレンドに目を配るのを怠らない彼らのニュー・マキシのキーワードは、ズバリ“80年代”。カップリングでは、カジヒデキも参加してヴォーカル土岐麻子とのデュエットが実現。
ファースト・アルバム『That's Entertainment』から8ヵ月、待望のセカンドが完成。独自のポップ・センスにさらなる磨きをかけた、多彩でハイ・クオリティの作品に仕上がった。
これまでの曲がまとめて聴ける総集編的なものではなく、ラインに沿って色々な曲を楽しむ感じのアルバム。好きな曲だけ聴くのもいいけど、これは1枚まるごとで楽しむのがオススメ。
昨年6月のメジャー・デビューからひときわアツイ注目を浴びているシンバルズ。今回は青春ソング風の仕上がりが新しい。エレガントなピアノ、コーラス上で調和する歌声がなんともいえない。
ただただ大ハシャギすることに、外さない時代性と用意周到な作家性を持たせることに成功した、素晴らしき哉ファースト・アルバム。これ聴いてワクワクしない人は、地球上には生息してないでしょう。渋谷系の申し子たちは、こんなにも明るく逞しく進化しました。★
シンバルズのサード・マキシ、またしてもコレクターズ・古市コータローのお墨付きである。e.p.3部作の完結編となる作品で、ポップで色彩鮮やかな彼女たち独自のワールドはもちろん健在。口笛で始まるイントロはとびきりの“ウキウキ”サインだ。
キュート系ギター・ポップの期待の星、シンバルズが放つ3曲入りマキシ。アグレッシヴで勢いあり、みたいな宣伝文句とは裏腹に、ものすごーく心に優しいそよ風みたいな音がふわふわと流れていく。天気のいい日曜の午前11時に洗濯をしながら聴きたい感じ。