制作・出演 : ジェシー・ノーマン
シューマン:リーダークライス 作品39 女の愛と生涯 作品42シューマン:リーダークライス 作品39 女の愛と生涯 作品42
若き日の恋から夫との死別までをうたった「女の愛と生涯」と、人間心理の内奥に迫った傑作「リーダークライス」を収録。深々とした声のノーマンの表現力によって、作品の本質が顕わになっている。
R・シュトラウス:楽劇≪サロメ≫R・シュトラウス:楽劇≪サロメ≫
小澤とドレスデン・シュターツカベルンの組み合わせ、さらにジェシー・ノーマンのサロメということで大きな話題を呼んだ録音。小澤の緻密なドラマ作りと、ノーマンの舞台では絶対あり得ないドラマティックで強靭なサロメが聴きものだ。
アメイジング・グレイス〜ジェシー・ノーマン名唱集アメイジング・グレイス〜ジェシー・ノーマン名唱集
厳密な意味での宗教作品集ではないが、神と向き合い、神への感謝を歌った曲を集めている。こうした曲でのノーマンの深々とした声は、いやがうえにも崇高さを醸し出している。声の力に圧倒される一枚。
カラヤン 不滅の名盤 80年代のカラヤン::ワーグナー・ライヴ・イン・ザルツブルク ≪タンホイザー≫序曲/ジークフリート牧歌 ≪トリスタンとイゾルデ≫〜前奏曲と愛の死カラヤン 不滅の名盤 80年代のカラヤン::ワーグナー・ライヴ・イン・ザルツブルク ≪タンホイザー≫序曲/ジークフリート牧歌 ≪トリスタンとイゾルデ≫〜前奏曲と愛の死
カラヤンとVPOによるザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。圧巻はノーマンを迎えてのワーグナー「トリスタンとイゾルデ」からの「イゾルデの愛の死」。エロスとタナトスの究極の官能が見事に描き尽されている。これだけでも聴く価値あり。
EMI CLASSICS 決定盤1300 306::ワーグナー:アリア集EMI CLASSICS 決定盤1300 306::ワーグナー:アリア集
ノーマンが、大歌手としての地位を固め始めていたころの録音。知性的で深々とした声は、ワーグナーのオーケストレーションにも一歩も引かない強靭さがある。ノーマンとテンシュテットによる至福のひと時。
ブラームス:交響曲第3番、アルト・ラプソディブラームス:交響曲第3番、アルト・ラプソディ
フィラデルフィア管の豊潤な響きとムーティの作り出すカンタービレとが、ブラームスに独特の色艶を与えている。また、深々とした声のJ.ノーマンが歌う「アルト・ラプソディ」は、この曲の名演として評価された。
マーラー:交響曲第2番「復活」マーラー:交響曲第2番「復活」
マゼールがウィーン国立歌劇場の総監督を務めていた頃にウィーン・フィルと録音を進めたマーラーの交響曲全集からの一曲。絶好調時のマゼールの才気あふれるドラマティックな指揮とウィーン・フィルの味わい深い演奏が堪能できる。