制作・出演 : ジョージ・ハリスン
発売50周年を記念した『オール・シングス・マスト・パス』の2CDエディション。 新リミックス(一部新リマスター) ポスター付<日本盤のみ>SHM-CD仕様英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
“ギターで聴きたい名曲たち”をコンセプトにした『ポートレイツ』シリーズの第2弾。今回もポップスからクラシックのオリジナルまで、さまざまなテクニックも鮮やかに、ギターの魅力が満喫できる。
ラス・タイトルマンとの共同プロデュースによる1979年発表のアルバム。セールス的には振るわなかったものの、タイトルどおりの穏やかな心情が表われた楽曲が多い秀作だ。ビートルズ楽曲の続編と取れる「ヒア・カムズ・ザ・ムーン」も収録。
ジョン・レノンの訃報後、81年にリリースされたアルバム。当時のレコード会社、ワーナー・ブラザーズとの確執もあり、内容にも浮き沈みが感じられるが、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターも参加したジョンへの追悼歌「過ぎ去りし日々」は感動的だ。
87年に発表されたジョージ・ハリスンの代表作といえる一枚。ジェフ・リンをプロデューサーに迎えた約5年ぶりのアルバムで、全米No.1を記録したシングル「セット・オン・ユー」も収録。ジョージの気概が強く感じられる名盤。
30年あまりにわたるジョージの実直なソロ・キャリアをまとめたベスト・アルバム。レーベルの枠を超えた選曲が大きな特徴で、ヒット曲だけにとどまらない「チアー・ダウン」「アイ・ドント・ウォント・トゥ・ドゥ・イット」などの収録がうれしい。ビートルズ時代の楽曲はバングラデシュ・コンサートの音源で補完する。
ビートルズ解散後の70年にリリースされた初のソロ・アルバムが、全曲デジタル・リマスタリングで再登場。彼ならではの繊細かつメロディアスなサウンドが、2枚組全23曲にわたって楽しめる。
'76年に発表された編集アルバムのCD化。(1)〜(7)はビートルズ時代、それ以外はソロ作からの抜粋である。ジョンやポールに比べれば彼の曲作りも歌も職人芸とはいえないけれど、肌の温もりが伝わってくる独特の味わいがあって一番身近な存在に感じられた。
75年に発表されたアップルでの最終盤。前作までの宗教色は後退して、ポップなラヴ・ソングが目立つ。ロニー・スペクターに書いた曲の自作自演(1)、名曲「ホワイル・マイ・ギター」の続篇(3)、友人レッグス・ラリー・スミスに捧げた珍曲(10)などが聴きものか。