制作・出演 : スティング
マジック・リュートマジック・リュート
地味な脇役的存在であるリュート族の楽器から驚くほど多様な音色と表情を引き出して、おおと新鮮に耳をひきつける快作。響きのイマジネーションを自在に拡げるカラマーゾフの感性は、バッハを異化しポップにささり南や東の現代作品と斬新に共振する。見事。★
フィールズ・オブ・ゴールド〜ベスト・オブ・スティング 1984-1994フィールズ・オブ・ゴールド〜ベスト・オブ・スティング 1984-1994
ポリス解散後のソロ活動の軌跡をまとめた94年発売のベスト、再発盤。6枚のオリジナル・アルバムの中から選曲され、当時の新曲も収録。94年までのスティング・コンプリート年表付き。
ナッシング・ライク・ザ・サンナッシング・ライク・ザ・サン
母親の死の前後にレコーディングされた87年発表作品。母性や母への愛情といった面が全面に押し出され、『ブルー・タートルの夢』とは趣を異にする叙情的な内容に。エリック・クラプトンもゲストで参加。
ラビリンスラビリンス
スティングは20年以上にわたり、ダウランドに魅せられているのだとか。ダウランドを、なかなか権威に認められなかったロックな音楽家ととらえれば、彼の感性とも響きあう。スティングはそのままの発声。いろんな意味でロックな古楽演奏。新しいロックと言えるかも。
マイ・ファニー・ヴァレンタイン -アット・ザ・ムーヴィーズマイ・ファニー・ヴァレンタイン -アット・ザ・ムーヴィーズ
2005年4月公開の市川染五郎、宮沢りえ主演映画『阿修羅城の瞳』エンディング・テーマ。スティングはこの名スタンダードを映画のために歌い下ろし。さらにピアノでハービー・ハンコックが参加しているのも話題に。
…オール・ディス・タイム…オール・ディス・タイム
2001年にリリースされた、スティング久々のライヴ・アルバムの低価格再発盤。「ロクサーヌ」「見つめていたい」をはじめ、新旧のヒット曲を新たに組み直し、新鮮なアレンジで聴かせてくれる。
ベスト・オブ・スティング&ポリスベスト・オブ・スティング&ポリス
ポリス/ソロ時代の音源をまとめて聴くことで、スティングの天才ぶりを改めて思い知らされる新装ベスト盤。新装に際し、現時点での最新作『ブラン・ニュー・デイ』からの3曲を追加され、ちょっとモア・ベターなベストに。