制作・出演 : ダーク・フューネラル
スウェーデンのブラック・メタルを支え続けるダーク・フューネラル6年ぶりのニュー・アルバム!! 邪悪なリフと咆哮、悲哀のあるメロディが強烈なブリザードを想起させる本作は、オリジナル・メンバー、 ロード・アーリマンが「すべてが完璧」と豪語する会心の仕上がり!! 現在、クオリティの高いエクストリーム・メタル・バンドを最も多く輩出している国はどこか。 おそらく「スウェーデン」と答える人が大半ではないだろうか。メロディック・デス・メタル、 プログレッシヴ・メタル、ヴァイキング・メタルなどなど、際限なくサブジャンルを生み出してきた エクストリーム・メタル界であるが、90年代以降、そのいずれでもトップを走るバンドを輩出し続けているのが スウェーデンなのだ。もちろんそれは、ブラック・メタルにおいても例外ではない。 ブラック・メタルというとスウェーデンよりも、同じ北欧のノルウェーを中心としたムーヴメントであったという感もあるが、 実はブラック・メタルの誕生、発展への貢献度については、スウェーデンはノルウェーに勝るとも劣らないのだ。 何しろ90年代以降のブラック・メタル・バンドの直接的なルーツはスウェーデンのバソリーであるし、コープス・ペイントを施し、 ステージで自らの体をナイフで切り刻むという、ブラック・メタルの恐るべきイメージを作り上げた張本人、ノルウェーの メイヘムのヴォーカリスト、故デッドも出身はスウェーデンなのだ。さらにはノルウェーにおけるブラック・メタルの ムーヴメントが、スウェディッシュ・デス・メタルの商業的成功に対する一種の嫉妬から生まれたという側面も考えると、 スウェーデンのシーン抜きでは現在のブラック・メタルの隆盛はあり得なかったと言っても過言ではない。 そんなスウェーデンのブラック・メタル・シーンを創世期から支えてきたヴェテラン、ダーク・フューネラルが6年ぶりの新作 『ホエア・シャドウズ・フォーエヴァー・レイン』をリリースする。唯一のオリジナル・メンバーでもあるギタリスト、 ロード・アーリマンが、「ダーク・フューネラル史上最もプロフェッショナルでテクニカル、ダイナミックでエピック」であり、 「曲、歌詞、演奏、アートワークから音質に至るまで、すべてが完璧」と豪語する本作は、ダーク・フューネラルや スウェディッシュ・ブラック・メタル・マニアはもちろん、その他のジャンルのファンも楽しめる暴虐さと聴きやすさを兼ね備えた 理想的な作品に仕上がっている。ドミネーターによる凄まじいまでのブラスト・ビート、ロード・アーリマンによる邪悪なリフ、 新加入のヘルヤルマドルによる咆哮、そしてそこに彼らが「北に棲む者たちが感じるメランコリー」と形容する、 そこはかとなく悲哀を感じさせるメロディが絡みつく様は、強烈なブリザードを思い起こさせる。 【メンバー】 ロード・アーリマン(ギター) チャッグ・モール (ギター) ヘルヤルマドル (ボーカル) ドミネーター(ドラムス) <収録内容> 01. アンチェイン・マイ・ソウル 02. アズ・ワン・ウィ・シャル・コンカー 03. ビースト・アバヴ・マン 04. アズ・アイ・アセンド 05. テンプル・オブ・アーリマン 06. ジ・エターナル・エクリプス 07. トゥ・カーヴ・アナザー・ウーンド 08. ネイル・ゼム・トゥ・ザ・クロス 09. ホエア・シャドウズ・フォーエヴァー・レイン
スウェーデンのブラック・メタル・バンド、ダーク・フューネラルの5thアルバム。2005年の『復讐の賛歌』以来となる久々のアルバムだが、ファンの期待に応える充実した内容となっている。
スウェーデンのブラック・メタル・バンドのフルレンス作としては通算4枚目。アンチ・キリストを高らかに謳う邪悪で禍々しい激烈サウンドは、基本的にこれまでの延長線上で、ブルータルでありながら荘厳なムードも感じさせる。日本盤ボーナス2曲追加。
輸入盤市場ではすでに大物扱いされているスウェーデンのブラック・メタル・バンドが新作をもってついに日本上陸。前作のEPから4曲がボーナス・トラックとして追加されたお買い得な日本発売だ。