制作・出演 : チャールズ・マッケラス
ドヴォルザーク:交響曲第8番、交響的変奏曲 マッケラス&ロンドン・フィル 1992年ライヴ録音 優れた指揮者として、特にマニアから高い評価を受けるマッケラスは、ヴァイオリン、フルート、オーボエ、ピアノ、作曲を学び、プロの音楽家としての最初の仕事がシドニー交響楽団の首席オーボエ奏者だったという経歴の持ち主。マッケラスが指揮に興味を持ち、勉強することを思い立ったのは、オケで活動し始めてからのことで、強い情熱に突き動かされた彼はプラハに留学してチェコ語も学び、名指揮者ヴァーツラヒ・ターリヒに師事、その地で出会ったチェコの音楽に深く魅了されてゆきます。特にヤナーチェクについては熱心に研究することとなり、楽譜の校訂も含めてその普及に大いに貢献していました。 そうした背景もあってか、チェコ音楽を代表する存在であるドヴォルザークとの関わりも深く、実演で数多く取り上げて評判となっていたほか、レコーディングを多く残してもいます。 今回登場する交響曲第8番についても、1992年のロンドン・フィルとのセッション録音のほか、プラハ交響楽団との2005年ライヴ、フィルハーモニアとの2008年ライヴがリリースされており、今回のライヴ盤は4種類目のCDということになります。 マッケラスとロンドン・フィルの関係は45年以上に及ぶ長いものでしたが、1958年の最初の演奏会曲目にはドヴォルザークの『交響的変奏曲』の名があり、最後の演奏会となった2003年の公演曲目には、ドヴォルザークの交響曲第7番が含まれるなど、ドヴォルザークと縁の深い関係でもあったようです。 今回のCDに収められた演奏会がおこなわれた1992年は、EMIに交響曲第8番をセッション録音した年でもあり、すでに高い評価を受けているその演奏と共通点を多く持ちながらも、実演ならではのプラス要素が付加される可能性が高いのではないかと思われます。(HMV) 【収録情報】 ドヴォルザーク: ・交響的変奏曲 Op.78 ・交響曲第8番ト長調 Op.88 第1楽章 Allegro con brio 第2楽章 Adagio 第3楽章 Allegretto grazioso - Molto vivace 第4楽章 Allegro ma non troppo ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 チャールズ・マッケラス(指揮) 録音時期:1992年4月24日 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール 録音方式:ステレオ(ライヴ) Disc1 1 : Symphonic Variations, Op. 78, B. 70 2 : I. Allegro con brio 3 : II. Adagio 4 : III. Allegretto grazioso - Molto vivace 5 : IV. Allegro ma non troppo Powered by HMV
制作・出演
アントン・グァダーニョ / アンブロジアン・オペラ男声合唱団 / エリザベート・バインブリッジ / チャールズ・マッケラス / トーマス・アレン / プッチーニ / モンセラ・カバリエ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロンドン交響楽団60〜70年代にかけてカラスの後継者と目され、ベルカント・オペラに名唱を繰り広げたスペインのソプラノ、カバリエの全盛時に録音されたアリア集。的確な表現力と柔軟な声が堪能できる。
制作・出演
キューン混声合唱団 / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / チャールズ・マッケラス / ドロラ・ザイク / パヴェル・キューン / フランツ・ハヴラタ / ベン・ヘップナー / ルネ・フレミング発売元
ユニバーサルミュージック制作・出演
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 / ジ・イングリッシュ・コンサート / チャールズ・マッケラス / トレヴァー・ピノック / モーツァルト / ルネ・フレミング / レオポルド・ハーガー / 聖ルカ管弦楽団ムーティ指揮の「リゴレット」で絶賛されてから3年後に録音されたアルバムで、イタリアの3大オペラ作曲家の名作を集めた。美貌のソプラノとして進境著しい時期のロストを代表するCD。
制作・出演
クリストフ・エッシェンバッハ / ゲオルグ・ショルティ / ジャン=イヴ・ティボーデ / ジョセフ・カレヤ / チャールズ・マッケラス / プッチーニ / ルネ・フレミング / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 / ロンドン交響楽団人気ソプラノ、フレミングがメトロポリタン歌劇場で「椿姫」を初めて歌うのに合わせ、ベスト盤をリリース。得意のレパートリーに新録音の「椿姫」のアリアなどを加えたもので、彼女の卓越した歌唱を堪能できる。