制作・出演 : ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
フィッシャー=ディースカウの深い詩の読み込みが、まさにここに現れたとでもいうべき、記念碑的な33歳時の録音。いまなおこれを超える演奏は現れていないといっても過言ではない。
発売元
ユニバーサルミュージックフィッシャー=ディースカウの30代の録音。軽やかで明るい声が作品を一層引き立てている。シュトラウスの美の多面性、官能の襞に触れながら、快活かつ自在に織りなす絶妙な歌だ。
若々しい青春の息吹と濃厚なロマンティシズムが横溢するマーラーの交響曲第1番は、憧憬や挫折など多感な感情が表現された、作曲家の出発点となった記念すべき作品です。誠実味溢れる音楽性で世界中の音楽ファンを魅了し続けたクーベリックがライフワークとしたマーラー演奏は、現在聴いてもまったく色褪せません。フィッシャー=ディースカウが失恋した若者の悲しみと絶望を歌い上げた《さすらう若人の歌》をカップリングしています。
制作・出演
グンドゥラ・ヤノヴィッツ / ゲルハルト・シュトルツェ / ジェス・トーマス / ジョン・ヴィッカーズ / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ヘルガ・デルネッシュ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ワーグナーカラヤンが指揮したワーグナー畢生の大作《ニーベルングの指環》は、録音当時のワーグナー歌手を総動員して入念に制作されたアルバムで、その室内楽的な精緻さや磨き込まれた表現によって巨大な作品に新鮮な光を当てたものとして、「ワーグナー演奏史に新たな1ページを記した」との高い評価を得ました。現在でもこの楽劇の一、二を争う名録音である全曲盤からよく知られた場面を抜粋して《指環》のエッセンスを凝縮したハイライト盤です。
制作・出演
エリーザベト・シュヴァルツコップ / オットー・クレンペラー / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ブラームス / ラインホルト・シュミット / ラルフ・ダウンズ制作・出演
エドガー・エヴァンス / キルステン・フラグスタート / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / フィルハーモニア管弦楽団 / ブランシュ・シーボム / ヨーゼフ・グラインドル / ルートヴィヒ・ズートハウス / ワーグナー / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / エヴァ・ランドヴァ / サー・ゲオルグ・ショルティ / ジェシー・ノーマン / ジークムント・ニムスゲルン / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ハンス・ゾーティン / プラシド・ドミンゴ / ワーグナー制作・出演
RIAS室内合唱団 / イヴリン・リアー / カール・ベーム / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / フランツ・クラス / フリッツ・ヴンダーリヒ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / モーツァルト / リザ・オットー / ロバータ・ピータースフィッシャー=ディースカウにとって、「さすらう若人の歌」と「亡き子をしのぶ歌」はフルトヴェングラーとの名演以来の再録となる。彼の全盛期の録音だけあって、細部に至るまで入念に練り上げられており、見事としか言いようがない。
年齢ごとにピアニストを替えて、数種類の録音を残しているフィッシャー=ディースカウが50代半ばに行なった、5度目となる録音。雄弁なバレンボイムのピアノを得て、またひとつ名演が加わった。
シューマン生誕200年を記念した2枚組アルバム。ワーナー・クラシックスが擁する一流アーティストによる演奏で楽しめるうえ、収録曲も交響曲、協奏曲、室内楽、ピアノ曲、歌曲と、シューマンを知る上で外せない作品を網羅している。
フィッシャー=ディースカウが、いずれも複数回録音している作品を収めている。円熟期の彼がブレンデルと組んだ録音は、発表当時大きな話題となり高い評価が与えられた。雄弁で美しいブレンデルのピアノも素晴らしい。