制作・出演 : デイヴィッド・ジンマン
ラヴェル、ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ラヴェル、ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ジャズ・テイストのピアノ協奏曲が集められているが、グリモーの演奏は洗練された味わい。ラヴェルの第2楽章のつぶやくような演奏が特にいい。ジンマン指揮のボルティモア響はゴージャスで立派な演奏を繰り広げている(特にガーシュウィンで)。
メトロポリス・シンフォニーメトロポリス・シンフォニー
ドーティー(54〜)は今世紀後半のアメリカを音楽に投影させる叙事詩的作風の作曲家である。(1)はスーパーマンを題材にした5楽章構成の大作。ロック、ファンク、前衛等々何でもありの世界だが、聴きやすく描写力は抜群。終楽章がタンゴとは意表をつく?
ダンス・ミックス!〜アメリカン・コンテンポラリーサウンドダンス・ミックス!〜アメリカン・コンテンポラリーサウンド
マンボ、ストンプ、ブギ、サルサ。ロック・ビートにポスト・ミニマル等々。ポップなダンスビートを取り入れた管弦楽作品を幅広くかつニギニギしく集め、まさに異種混淆アメリカ文化を象徴したようなCD。いささか利いた風に過ぎる嫌いはあるが面白い。