制作・出演 : デヴィッド・マシューズ
1964年から続いた東京ユニオンの最終レコーディング作となった88年録音作品。アレンジにデヴィッド・マシューズを迎えた意欲作だ。88年度ジャズ・ディスク大賞受賞作。
発売元
キングレコード株式会社コナーの代表作とタイトルは同じだが、こちらはその作品で示した若々しい歌声と違って、円熟の味わいが売りだ。マシューズの名アレンジによるバックのアンサンブルも、彼女のヴォーカルに素晴らしいマッチングを示す。歌も演奏も聴かせどころを心得た一枚。
R.カイザー、A.スニッツァー、L.ソロフらマシューズ・ファミリーによるポップ曲のカヴァー集。ヴォーカル入り。編曲はもちろんマシューズ。1枚目にはH.ヒューストン、2枚目にはマドンナ、P.コリンズ、ポリス、マライア・キャリー、ホール&オーツらのヒット曲を収録。
制作・出演
ギル・ゴールドスタイン / ジョージ・ヤング / セントラルパーク・キッズ / チップ・ジャクソン / デヴィッド・マシューズ / デヴィッド・マシューズ&セントラルパーク・キッズ / ルー・ソロフマシューズ率いるオールスター・グループがビートルズのナンバーをご機嫌なジャズ・ヴァージョンに変身させた。達者な腕前の持ち主によって構成されたバンドだけに、アンサンブルにソロにと変幻自在な響きが次々と登場する。マシューズの才能にも感服。
ボサ・ノヴァを中心に多彩な曲をカッコよく演奏している作品。「ルート66」はファンキー。スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」はカリビアン・テイスト。ルー・ソロフ&アンディ・スニッツァーのフロントが強力、D.マシューズの編曲は職人芸の世界。
制作・出演
アンディ・スニッツァー / キャロリン・レンハート / ジョー・マグナレリ / チップ・ジャクソン / テリー・シルヴァーライト / デヴィッド・マシューズ / デヴィッド・マシューズ・トリオ / ロジャー・ブランク発売元
キングレコード株式会社デヴィッド・マシューズ編曲のピアノ・トリオをバックにした2002年録音作。湿度感のある声で原曲のメロディを丁寧に歌っており、収録曲の大半を占めるバラードはきわめてムーディ。トランペットのジョー・マグナレリが客演する(3)のゆったりとしたスウィング感も心地よい。
制作・出演
ギル・ゴールドスタイン / クリス・ハンター / ジョージ・ヤング / セントラルパーク・キッズ / ダニー・ゴットリーブ / チップ・ジャクソン / デヴィッド・マシューズ / ルー・ソロフニューヨークの編曲家/ピアニストのデヴィッド・マシューズが、ジャズ・コンボとストリングスでモーツァルトをとりあげた。モーツァルト没後200年を記念して録音された作品の再発。マシューズらしいアレンジで、軽快なリズムと演奏を聴かせている。
マンハッタン・ジャズ・クインテットで知られるピアニスト、デヴィッド・マシューズのぜひ手に入れておきたいレア盤。「夢のカリフォルニア」「はかない想い」「マイ・ガール」ほか収録。