制作・出演 : トゥリオ・セラフィン
カラス/プッチーニ・アリア集カラス/プッチーニ・アリア集
カラスが心身ともに絶頂期にあった、1954年の録音。単に美しいプッチーニのアリア集ではなく、ひとつでその女性の全人格を表現してしまうほどのスケールを持ったアリアだ。その表現力の深さと広さを実感できる一枚。
プッチーニ・ラヴ・ソングスプッチーニ・ラヴ・ソングス
20世紀を代表するソプラノ、マリア・カラスはプッチーニ主要オペラ7作を録音している。その中から、ラヴ・シーンでうたわれる、あるいは愛をうたったアリアを取り上げた一枚。カラスによる迫真の愛の告白集だ。
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲
ドラマティックな声が要求されるトゥーランドット役のカラスは、ほかの歌手との差が気になるほどに圧倒的な存在感を放っている。セラフィンの指揮も申し分のない出来栄えだ。
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」全曲ベルリーニ:歌劇「ノルマ」全曲
カラス2度目の録音で、ともにセラフィン、スカラ座。コレッリ、ルートヴィヒらの共演者と録音面から、この1960年盤が群を抜いている。このカラス盤を聴かずして、「ノルマ」を語るなかれとまで言われる一枚だ。