制作・出演 : トロント交響楽団
最高の音で楽しむために!
これは名盤である。メシアンと武満の代表作の組み合わせながら、30代半ばの小澤の覇気と才気が漲った熱演が最大の魅力。「トゥーランガリラ」での熱狂と陶酔、「ノヴェンバー・ステップス」でのフレージングのなまめかしさと音響美など一期一会的な感動がある。必聴必携盤だ。★
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。ライヴ的臨場感の録音で、完成度の高い小澤征爾の表現が際立っている。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。長きにわたって「ノヴェンバー・ステップス」の代表盤を務めた名演奏が展開されている。
TV-CMに使用されたことのあるクラシック・ナンバーを多数収録した企画盤。聴いたことはあるが、曲名がわからなかった曲もコンパイル。演奏も万全なので入門CDとしても役立つ。
技法はモダンながら、むしろフランス近代のなめらかでゆらり色香漂うソノリティを受け継ぎ、とりどりの響きを色鮮やかに変幻させて感覚的快感を創るデュティユーの音楽。サラステは、コクやアクを避け、さらり透明に音を動かしてその快のツボを捕まえている。
フィンランドから飛び出した才能のひとり、サラステがトロント響と組んだ96年の初録音。よく聴かれるラヴェル版ではなく、フンテク版&ゴンチャコフ版から“純スラヴ傾向”に留意し、指揮者自身の解釈によって取捨選択したスコアを採用している。新鮮な響きが興味深い作品だ。
制作・出演
イヴリン・マンダク / シェリル・ミルンス / シカゴ交響楽団 / トロント交響楽団 / ニュー・イングランド音楽院児童合唱団 / ニュー・イングランド音楽院合唱団 / ベートーヴェン / ボストン交響楽団 / 小澤征爾30歳代前半の小澤のRCAへの録音を集めたCD2枚組。シカゴ響を振った「運命」とチャイコフスキーの交響曲第5番は、若い情熱をぶつけた爽快な演奏。ボストン響との最初の録音に当たる「カルミナ・ブラーナ」(抜粋)や「火の鳥」組曲も収める。
有名な「トゥオネラの白鳥」を含むレワァラの場面からインスパイアされた4曲の連作伝説曲をサラステがトロント響と録音。シベリウスのもう一つの交響曲ともいえる名曲の熱演だ。
発売元
ユニバーサルミュージックカナダ全土への鉄道敷設をテーマとする、オーケストラとピアノの壮大なハーモニーが聴きどころ。名音楽家とジャズ・ピアノの巨匠が夢の競演を果たした、記念すべきアルバムに期待も高まる。