制作・出演 : ドビュッシー
レヴァインの珍しいドビュッシーとエルガーで、BPOとのライヴ録音だ。BPOにしても「映像」と「エニグマ」は唯一の録音である。レヴァインによって明るく透明度の高い響きが生まれ、BPOの新たな魅力が楽しめる。
デュビュニョンの新作を挿入し、曲順にストーリー性を持たせたというコンセプト面もさることながら、演奏そのものこそが当盤を意義あるものとしている。たとえば、ドビュッシーでの弱音やデュナーミク処理、キャラクターの対比など。メシアンもこれほどまでにダイナミックで興奮を呼ぶ演奏はなかなかない。★
レーヌ・ジャノーリ(1915〜1979)というフランスの女性ピアニストの名前を聞いても知らない人は多いかも。若くして後進の育成に精力を傾け、数少ない録音もステレオ初期までなので無理もない。しかし寡黙で上品なドビュッシーは一聴の価値あり。
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日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
このコンビによる、サン=サーンスとフランクのアルバム以来のフランスもの。ちょっとうねるような、息づくようなリズム感を持っている。「海」などの波の動き、躍動感がよく出ている。他の作品でも横の線の律動感が独特だ。フランス風という感じではないが、かなり面白く聴けた。
『ぐっすり眠れる』シリーズ第3弾となる、眠れるクラシックの有名曲を集めたクラシック・コンピ盤。吟味を尽くした“ぐっすりと眠れる”楽曲をフェード・アウトなしで収録。快眠を誘う究極の癒し系アルバムだ。
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日本コロムビア株式会社DENONクラシックの定番“クレスト1000”シリーズ。9回目となる発売分には、デンオン、スプラフォン(チェコ)、オイロディスク(ドイツ)の豊富な音源から聴いておきたい、聴いてみたい名盤をセレクトして収録。
DENONクラシックの定番“クレスト1000”シリーズ。9回目となる発売分には、デンオン、スプラフォン(チェコ)、オイロディスク(ドイツ)の豊富な音源から聴いておきたい、聴いてみたい名盤をセレクトして収録。
CDデビューしたコロムビア時代にリリースした8枚のアルバムからセレクトした、近藤嘉宏のベスト盤。コンサートでもよく取り上げるクラシックの名曲を収録した、今や中堅ピアニストとして確固たる地位を築いた近藤の若き日の演奏が楽しめる一枚。