制作・出演 : ドビュッシー
制作・出演
FrankVanDerHeijden / IvanKozhuharov / JohnHaywood / RayVega / RogierVanWegberg / RupertCoulson / ジェームス・ジナス / スティーヴン・ウルフ / デイヴィッド・ギャレット / ドビュッシーメロディにはその音楽のスタイルに合った振る舞いが必要だ、ということを実感させてくれるギャレット。美声ではなくダミ声の魅力、とたとえたら、彼は気を悪くするだろうか? 「ロック・プレリュード」では、エレキ・ギターの牙城に、ヴァイオリンで挑戦するギャレットの心意気が聴ける。
発表当時16歳だった竹松舞のデビュー・アルバム。ハープのオリジナルや編曲ものはもちろん、自作曲に加えてエアロスミスやジョン・ケージのカヴァーまでもを収録。大きな話題をさらった意欲作だ。
仲良しコンビによるスーパー・デュオの第3弾。メインはプーランクのピアノ・デュオ全曲が入ったこと。“エスプリ”とはこういうものだよ、とさり気ない微笑みで語る二人の姿が見えるようだ。ドビュッシーとラヴェルは気取らなさ過ぎて、ちょっと物足りない仕上がりかも。
フィギュア・スケートの競技会に国内外の人気選手が使用する曲を集めたコンピレーション・アルバム。浅田真央がショートプログラムで使用する「月の光」を清塚信也による演奏で収録。
マルティノン晩年の、ラヴェルと並ぶ代表的な名演奏を収めたアルバム。豊饒さと明晰さ、陰影に富んだ響きと豊かな色彩感など、ドビュッシーの本質を余すところなく表現している。いまだに色褪せない名録音だ。
ドビュッシー、ラヴェルともに唯一の弦楽四重奏曲であり、近代フランスを代表する弦楽四重奏曲でもある傑作。もっとも脂が乗っていた時期のアルバン・ベルクSQの、高い機能性と豊かな歌心を持った名盤だ。
ソニー・クラシカルの名ピアニストが奏でるフランスの作曲家のピアノ曲の数々をお楽しみ頂くアルバムです。いずれの演奏者もフランス音楽の演奏に関しては最高の実力を持った、きら星のようなアーティストです。フランスのエスプリの世界をお楽しみ下さい。
ニュアンスや音色へのさりげない配慮が粋なブラレイ。「喜びの島」では細かく駆け巡るアルペッジョやふと変わる気分の表現が巧みで、エンディングの盛り上がりも十分。他方、「ミンストレル」などのジャズ風遊びやユーモアを湛えた作品でも冴えたセンスを聴かせている。
アルバン・ベルクSQの近代もの。ドビュッシーとラヴェルも、彼らの音色感やリズムの精妙さが活きた素晴らしい演奏だが、ストラヴィンスキーは、それ以上の名演だ。他にこれといった演奏がないだけに群を抜いている。
彼が「機が熟した」と自覚して、今まで避けてきたフランス音楽の録音に、いよいよ乗り出した。こだわりの彼らしく、隅々まで完璧にコントロールされた音世界が広がっていく。雰囲気で流すドビュッシーが本流ではないことを立証してみせた演奏。まさに精緻の極みだ。
発売元
キングレコード株式会社フィギュア・スケートの競技でよく使われるクラシック曲を集めたコンピレーション・アルバム。日本人選手から外国人選手まで、2008〜09年の使用楽曲や、過去に話題となった曲など、きめの細かい選曲が嬉しい。
若手バリバリのピアニストなら、もっと鮮やかな技のキレを聴かせたり、自分の“解釈”を強調したりもするだろう。しかし江戸京子は、長い演奏経験により育まれたものを、揺るぎない確信と落ち着きをもって、決然孤高に示していく。まさに大人の芸である。