制作・出演 : ドン・フリードマン
スカボロー・フェアスカボロー・フェア
ベテランのピアニストが、ベースの巨匠ロン・カーター、気鋭ドラマーのオマー・ハキムと組んだ、まさにVIPにふさわしいトリオ。華のある流麗なピアノをスウィンギーなベースと切れ味の良いドラムスがサポート、オーソドックスなジャズを小気味よく楽しませる。
ビリーヴィン〜チャカ・ジャズ・イン・ニューヨーク〜ビリーヴィン〜チャカ・ジャズ・イン・ニューヨーク〜
ポップ・ユニット、PSY・Sのメンバーとしてデビューし、近年はジャズを志向する女性シンガーの2004年録音作。パンチの効いたスキャットが気持ちいい(5)、明瞭で情感豊かな表現に個性が際立つ(7)など、快唱が並ぶ。(8)はドン・フリードマンのファンキーなピアノ演奏が楽しい。
マイ・フェイヴァリット・シングスマイ・フェイヴァリット・シングス
フリードマンはキャリアの長いピアニストだが相変わらず新鮮な響きを保っているところが素晴らしい。美しいタッチと印象的なフレーズが表情豊かに迫ってくる。バラードにおけるリリカルなプレイがこのひとの持ち味だ。それがこの作品でも魅力を放つ。