制作・出演 : ネルソン・フレイレ
制作・出演
イザベル・ファン・クーレン / シャンタール・ジュイエ / セルゲイ・プロコフィエフ / ネルソン・フレイレ / ハロルド・ロビンソン / マイケル・コリンズ / マルタ・アルゲリッチ / リチャード・ウッドハムスともに南米出身の同世代のピアニストだが、フレイレはアルゲリッチと組んで改めて、その存在を鮮明にアピールした。これはそのうちの1枚で、2人の調和と緊張感が見事にバランスされた名盤として名高い。
制作・出演
イザベル・ファン・クーレン / エレナ・バシュキローヴァ / ギドン・クレーメル / ゲオルク・ヘルトナーゲル / サン=サーンス / タベア・ツィマーマン / ネルソン・フレイレ / マルタ・アルゲリッチ / ミッシャ・マイスキーアルゲリッチ、フレイレ、クレーメルらが集った、楽しくも興味深いアルバム。サン=サーンスのユーモアと諧謔が、これほど見事に表現された例はあまりない。リドとメシュヴィッツの音楽物語も面白い。
これを“老境”と言うのだろうか。二人の感情がぶつかり合うスパーク、2台のピアノが炸裂……、その実音楽はクールなのだ。だからシューベルト的優しさも、ラヴェル的音の綾も生き生き表現される。とてもザルツブルクでの一夜の楽しみに終わらせるのは忍びない。それを居ながらに追体験できる喜び。
厚く深みのある響きが、どの曲にも穏やかな佇まいを纏わせる。高音の輝きはもとより、「沈める寺」や「スケッチ帳より」などでは充実した低音が素晴らしい。また「月の光」を典型とし、全編には人工的でない自然で温かい音楽が流れている。まさにフレイレの美点が活きたアルバム。
新しいBGMを志向した“image”シリーズのクラシック編。本作では、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンの北欧3ヵ国の作曲家に焦点を当てている。透明感あふれる美しいメロディの宝庫といえる作品だ。
フレイレには際立った記憶はないが、この演奏はなかなかいい。若々しく弾力あふれる打鍵が何とも気持ちが良く、協奏曲の緩徐楽章とかリストの一部に見られるような柔らかく繊細な表情もぬかりない。ケンペの伴奏も爽快。復刻の音質はやや派手だが良好。
発売元
ユニバーサルミュージック女性にもっとも人気のある作曲家のひとり、ショパン。その美しくロマンティックなメロディのなかから、「別れの曲」「雨だれ」など、“しみじみ”できる名曲を選りすぐって1枚に。