制作・出演 : ヒカシュー
転転々転転々
2009年がデビュー30周年というヒカシューのアルバムは、2006年にリリースした『転々』の続編。インプロヴィゼーション率は高いが難解ではない。人懐っこいアヴァンギャルド。音と言葉と華麗に戯れるアングラ・ポップ。この感覚はヒカシューにしか出せない。
鯉とガスパチョ鯉とガスパチョ
いわゆる“パンク〜ニューウェイヴ”ともまた違うところから、歌謡ポップスにアプローチしてきたヒカシュー。デビュー30周年を迎えてのシングルはポップ。絶対、変なんだけどポップ。「鯉とガスパチョ」はラテン歌謡。「珍無類」と「グローバルシティの憂鬱」はヒカシュー流のテクノ歌謡。巻上公一の怪唱も健在。