制作・出演 : ヒカシュー
ヒカシュー 1978ヒカシュー 1978
ヒカシューのデビュー前の音源集に、ボーナス・トラック2曲を追加した2010年のリイシュー盤。一軒家を閉め切り、4chテープ・レコーダーでレコーディングされた楽曲群。その音質はチープながらも、彼らの創造の原点をしっかりと刻んだ貴重な一枚だ。
転転々転転々
2009年がデビュー30周年というヒカシューのアルバムは、2006年にリリースした『転々』の続編。インプロヴィゼーション率は高いが難解ではない。人懐っこいアヴァンギャルド。音と言葉と華麗に戯れるアングラ・ポップ。この感覚はヒカシューにしか出せない。
鯉とガスパチョ鯉とガスパチョ
いわゆる“パンク〜ニューウェイヴ”ともまた違うところから、歌謡ポップスにアプローチしてきたヒカシュー。デビュー30周年を迎えてのシングルはポップ。絶対、変なんだけどポップ。「鯉とガスパチョ」はラテン歌謡。「珍無類」と「グローバルシティの憂鬱」はヒカシュー流のテクノ歌謡。巻上公一の怪唱も健在。