制作・出演 : フィッシュマンズ
空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ
音に身を委ねる幸せがフィッシュマンズの音楽にはある。このベスト盤を聴けばそれが実感として分かっていただけると思う。ゆったりと流れる穏やかなグルーヴは、最後まで聴き手の心を離すことがない。大音量、もしくはヘッドホンで聴いてほしい。★
98.12.28 男達の別れ98.12.28 男達の別れ
個人的には98年のベスト・ライヴのひとつに数えたいこの日のステージが、皮肉にも佐藤伸治の死によって音源化。柏原譲の脱退が決まっていたこともあり感傷的なムードの漂う内容だが、ラストを飾る[2](3)のスペクタクル感には再び圧倒された気分。★
Aloha PolydorAloha Polydor
ポリドール時代のベスト。まるで現実感を通り越した独自のサウンドは、こんな時代だからこそ美しさを増し、そしてそれはフロントマン・佐藤伸治の急逝によって一気に昇華してしまった。(8)のエンディングの余韻を漂い、(10)に至っては涙、また涙……。★
Fishmans Single CollFishmans Single Coll
先日急逝したVOの佐藤伸治率いるフィッシュマンズの図らずも遺作となってしまった最新リリース作は、タイトルどおり91〜94年に発表したシングル曲に加え、ラスト3曲のボーナス・トラックを含むベスト盤。心静かに聴きたい、ご冥福をお祈りしつつ……。
8月の現状8月の現状
不思議でふわふわの浮遊感を醸し出す独特のサウンド・マジックとふにゃふにゃのヴォーカルが、とにかく心地好いんですー経験者談。リキッドやブリッツ、クアトロ(心斎橋)、日比谷野音といったライヴハウス&スタジオ録音までを収録したライヴ盤。
ウォーキング・イン・ザ・リズムウォーキング・イン・ザ・リズム
フィッシュマンズのサウンドを支えるメンバーともいえるZAKのリミックスによるタイトル曲4ヴァージョンを収録。恐ろしくクールでしかも熱気のあるサウンドには、聴き手への感染力が強く聴き終えると頭がボーッとなる。初回のみ限定特殊ジャケット。