制作・出演 : フィラデルフィア管弦楽団
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。何の気負いもなく、その名技を披露する巨匠の世界。
長身で巨大な手の持ち主だったラフマニノフは、名ピアニストとしても人気を博していた。これは貴重な自作自演の歴史的な録音。ラフマニノフのテクニックや、自作ならではの自在な変更を加えた演奏など、必聴の一枚。
モーツァルトと並び、日本人の大好きな作曲家であるベートーヴェンのベスト100。有名曲から隠れた名曲まで、ベートーヴェンを知るに十分な一枚だ。演奏家もEMIが誇る一流どころを揃えている。
毎日音楽を楽しもうという趣旨のシリーズのバッハ編。入門的なベスト盤だが、オーマンディ、ストコフスキー、ウェーベルン、エルガーなどの編曲によるオーケストラ版など、マニアのツボをくすぐる音源も収録されているところがミソ。
制作・出演
アルトゥーロ・トスカニーニ / エトヴィナ・エウスティス / シューベルト / フィラデルフィア管弦楽団 / フローレンス・カーク / ペンシルヴァニア大学グリークラブ女声合唱団 / ロバート・S.ゴドソール以前聴いた感じでは、この頃の録音はいかにも古色蒼然としたものだったが、それが最新リマスターによりモノーラル期に近い音質で楽しめるようになった。「イベリア」の張りのある音、「真夏〜」序曲の推進力など、作品のスタイルうんぬんを超えて引き込まれるものがある。「ローマの祭」はNBC盤ほどではないにしろ、その激しい集中力はトスカニーニならではだ。「悲愴」では意外に重厚なピラミッド型の音作りだったことも認識させられた。「死と変容」もその濃密な響きに圧倒されてしまう。解説は非常に充実しており、読みごたえたっぷり。やはり、この種の録音はこういった作りが望ましい。
制作・出演
キャサリン・ストット / ジェフリー・カーン / ジョン・ウィリアムズ / パキート・デリヴェラ / フィラデルフィア管弦楽団 / ホメロ・ルバンボ / ユージン・オーマンディ / ヨーヨー・マヨーヨー・マが78年から2006年までに録音したものの中から、自身で15曲を選んだベスト盤。新録3曲と未発表音源2曲も含まれている。ここに聴くマのチェロは、優しく語るように我々の心身を慰撫してくれる。じっくり安らかに聴くのに良い一枚。
発売元
ユニバーサルミュージック2006年下半期を中心に、TV-CMで使用されたクラシックの楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。EMIが擁する一流演奏家の音源を使用し、ビギナー向きクラシック・アルバムとしても充実している。
制作・出演
ギャビー・カザドシュ / クリーヴランド管弦楽団 / コロンビア交響楽団 / ジョージ・セル / フィラデルフィア管弦楽団 / モーツァルト / ユージン・オーマンディ / ロベール・カザドシュカザドシュは、20世紀の前半から半ばにかけて活躍したフランスの名ピアニスト。得意とするモーツァルトの協奏曲集は、セルとの名演として有名なものだ。夫人のギャビーとの2台のピアノ用の協奏曲も超有名。