制作・出演 : フィリップ・グラス
ニュー・シーズンズ グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番 ≪アメリカの四季≫他ニュー・シーズンズ グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番 ≪アメリカの四季≫他
フィリップ・グラス・エディションVOL 6::ソロ・ピアノフィリップ・グラス・エディションVOL 6::ソロ・ピアノ
フィリップ・グラス・エディションも第6集となった。本盤は自作自演による1989年のアルバム。カフカの「変身」に触発された5曲の「メタモフォシス」は、哀愁をおびた叙情的曲調が延々と続く。まさに瞑想的空間へと誘うグラス固有のエッセンスが詰まった音楽である。
アニマ・ムンディアニマ・ムンディ
ミニマル音楽の巨匠が91年に短編映画につけた音楽。なんでも世界自然保護基金による“生物の多様性キャンペーン”の一環として制作された映画だそうだが、音のほうは随所に民俗音楽的な差し込みを認めることができる。結構、具象的に聴こえる、下世話な高尚音楽。
グラス:交響曲第3番グラス:交響曲第3番
クラシックの域に留まらず映画音楽、オペラ作品を手掛ける、フィリップ・グラス。本作は、世界初録音となる交響曲第3番をメインに、92年作、オペラ「シヴィル・ウォーズ」を収録している。
グラス:シヴィル・ウォーズグラス:シヴィル・ウォーズ
制作・出演
アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ / ジュゼッペ・サッバティーニ / ソンドラ・ラドヴァノフスキー / ツェン・ツォウ / デニス・グレイヴス / デニス・ラッセル・デイヴィス / フィリップ・グラス / ロバート・ウィルソン / ローリー・アンダーソンウィルソンがLA五輪のために計画した巨大五部作(全12時間)第5章のグラス担当部分。セネカに伊米の内戦をからめた台本、分散和音の反復音型と職人的管弦楽法にオペラ歌手が参加、音だけだと抽象的オラトリオ風。充実の解説(前島秀国)+対訳28頁付。
2つのページ、ミニマル:1968-2つのページ、ミニマル:1968-
フィリップ・グラスの初期の作品(1968-74)を集めている。ここに収められているグラスのエレクトリック・オルガンを使ったミニマル・ミュージックはどれも15分を超え、正直言って、退屈してしまう。この退屈さこそが伝統的な聴習慣への挑発なのだろう。
PREV1NEXT