制作・出演 : フランス国立管弦楽団
ラヴェルの個性が明確に表れた、鋭い閃きを感じさせる軽妙洒脱なピアノ協奏曲。ジャズのイディオムが採り入れられた、荘重で悲劇的色彩を持つ左手のためのピアノ協奏曲。死を悟ったバルトークが妻のために作曲したピアノ協奏曲第3番。近代のピアノ協奏曲を3曲収録した一枚です。アースはパリに生まれた女流ピアニストで、フランスの作品を得意としたその演奏は研ぎ澄まされた感性と鋭敏な感覚に基づく分析力によって高い評価を受けました。
上質なBGMとして楽しめるクラシック・コンピレーションのカフェ編。ラヴェルやサン=サーンスなど、午後のひと時や仕事の合間の喫茶店などでゆったりと聴ける曲を中心に選曲。屋外でも室内でも心地よく聴けるよう、音量幅を調整している。
ワイセンベルクとバーンスタインの唯一の共演となった1979年録音の作品をHQCD化。ラフマニノフの代表作、ピアノ協奏曲第3番では両者の白熱した掛け合いが聴ける。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / サイトウ・キネン・オーケストラ / サンフランシスコ交響楽団 / ドレスデン・シュターツカペレ / フランス国立管弦楽団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ボストン交響楽団 / リヒャルト・シュトラウス / 小澤征爾 / 晋友会合唱団小澤征爾75歳記念のベスト盤。CD6枚組、総収録時間7時間49分、101曲を収録している。ボストン響音楽監督就任の1973年から2002年のVPOとのニューイヤー・コンサートまで、究極のベスト盤となっている。
制作・出演
アンドレアス・シュミット / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / サイトウ・キネン・オーケストラ / チャイコフスキー / パリ管弦楽団 / フランス国立管弦楽団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ボストン交響楽団 / 小澤征爾小澤征爾が自ら選曲し、2003年にフィリップスから発表した子供向けクラシック・コンピレーションを、デッカ・ロゴで再発。小澤が世界の一流オーケストラを振った、子供たちへのこのうえない贈りものだ。
弾き振りが楽しめる「ピアノ協奏曲ト長調」、マリリン・ホーンの名唱が感動的な「シェエラザード」などが注目の、バーンスタインの名演集。フランチェスカッティの洒脱な演奏が魅力の「ツィガーヌ」も聴きどころだ。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / シャブリエ / パリ管弦楽団 / フランス国立管弦楽団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ボストン交響楽団 / 小澤征爾 / 晋友会合唱団 / 関屋晋ウィーン・フィルの微妙な不揃い感、パリ管とのバトルなど、タクトの正確さと緊張感に対峙する各オケの性格がくっきり浮かびあがるDISC2が面白い。対するDISC1でのボストン響は、渋さと機能性が第一印象となる。続くサイトウ・キネン盤では、絢爛な音楽のなかに安心感が聴き取れるのだった。2組4枚をフルに使い、小澤征爾という偉大な個性の足跡を見事まとめた編纂に敬意を表したい。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / サイトウ・キネン・オーケストラ / パリ管弦楽団 / フランス国立管弦楽団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ボストン交響楽団 / リヒャルト・シュトラウス / 小澤征爾 / 菅英三子1974年から2000年までのフィリップスとデッカ(1曲のみソニー)の録音作品から10曲を選んだ、小澤征爾のベスト。SHM-CD仕様により古い音源も見違えるように蘇っており、小沢の入門編として最適のアルバムだ。
制作・出演
アラン・マリオン / ギャビー・カザドシュ / サン=サーンス / サー・コリン・デイヴィス / バイエルン放送交響楽団 / フィリップ・アントルモン / フランス国立管弦楽団 / ヨーヨー・マ / ロリン・マゼール今や世界最高のチェリストとして押しも押されぬ存在となったヨーヨー・マの記念すべきデビュー・アルバムからサン=サーンスのチェロ協奏曲とデビュー前にアントルモンたちとのアンサンブルを録音した「動物の謝肉祭」とシューマンの名協奏曲をカップリングしました。1981年の発売当時には、その音楽性と驚異的なテクニックに「カザルス以来の天才チェリスト現る」と世界中で絶賛されましたが、デビュー当時のみずみずしく伸びやかな演奏がここには記録されています。
イギリスの管弦楽作品の大人気作であるホルストの「惑星」と、近代ロシアのバレエ音楽の名作の一つ、プロコフィエフの「3つのオレンジへの恋」に、マゼールとフランス国立管弦楽団がかつてない新鮮な表現をうち立てた話題盤です。最近、日本のJ-POPシーンでも有名になった「ジュピター」を含む交響組曲「惑星」はスペクタクルで迫力に富んだ表現に加えて、ソフィスティケイトされた響きと旋律が独特の魅力を醸し出す。「3つのオレンジへの恋」も歯切れ良いリズムと豊かな表現づけが、バレエの明るい雰囲気を生き生きと伝えています。
オーケストラの魅力を最大限に引き出したサン=サーンスの管弦楽曲3曲を収録。小澤の色彩感覚、鋭利なリズム感、そして繊細な描写力が存分に発揮された演奏として、高く評価されているアルバムだ。
最高の音で楽しむために!