制作・出演 : ブラームス
ブラームス:交響曲第2番&第3番ブラームス:交響曲第2番&第3番
再発売だが24ビットのリマスターであり、明らかに前回のプレスよりも音質は向上している。演奏はいたずらに重厚さを強調せずに、ふっくらとした響きを基調にして、ていねいに仕上げたもので、音楽がごく自然に流れる。特に(1)が名演だ。
ブラームス:交響曲第4番ホ短調ブラームス:交響曲第4番ホ短調
92年に録音された交響曲全集からの分売である。泣きの入ったコバケン氏の棒のもと、10年来の連れ合いであるハンガリー国立響が繰り広げる名演。感情の表出が思いのほか控え目なのはあえて熱さを外へ放出し切らずに凄味を出そうという計算のようだ。