制作・出演 : ブルックナー
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
1,000円でオーマンディとフィラデルフィアの「ロマンティック」を楽しむ。考えようによっては、いや深く考えなくてもこれはお得だ。彼らはこの曲をこんな風に演奏していたんだ、と考えるだけでもよい。豪華絢爛なブルックナーだが、辻褄はあっている。
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
先頃チェコ・フィルの音楽監督を辞任したアルブレヒトの置土産。このオケの弦の魅力を生かし、軽やかなタッチで歌いあげたブルックナーで、重厚で神秘的な従来の解釈に見直しを加えている。そこがまた聴き手によって評価が分かれるポイントであろう。
ブルックナー:テ・デウムブルックナー:テ・デウム
ワルター76歳の「テ・デウム」と79歳の「レクイエム」。心臓病を患った後のコロンビア響との一連の録音よりドラマティックな感情の表出が烈しく、彼が本来歌劇場育ちだったことを思い起こさせる。新方式のリマスターによって音の分離が向上している。