音楽むすび | 制作・出演 : ベニー・シングス

最高の音で楽しむために！

2005年にオランダのジャズ・コンペで優勝し、日本にも紹介されたシンガー・ソングライター。即興を中心としたスタイルではなく、ジャズよりのポップスといった作風で、本作はライヴ音源も含むお買い得なセレクション。

最高の音で楽しむために！

アムステルダムの自宅に音楽仲間を招いてのライヴ。クセのあるメロディにポップ・センスがあふれる「ブリージー」、軽快な4ビートに粋なヴォーカルが乗る「ア・ディスタント・メロディー」などデビュー作の人気曲が中心。「ライド・ザット・サンビーム」にはデビュー作をプロデュースした才人、ベニー・シングスがバンジョーで参加。くつろいだ雰囲気がいい。

オランダの純正ポップ職人の3作目。マニアックながら同時代的な調理法で最新型甘口ポップスを聴かせる。ここでもAORやソウルなど、過去のポップ・ミュージックから器用にエッセンスを抽出。うねうね、キラキラとした美ポップスのオンパレードだ。キッチュ＆メロウ！

オランダ出身のシンガー・ソングライターによる、前作からおよそ1年半ぶりのアルバム。ジャザノバ主宰のレーベル、ソナー・コレクティヴからリリースされた本作は、まるで60〜70年代のポップスが持つ最良の部分を抽出したような珠玉の名盤である。