制作・出演 : ベルリン・ドイツ交響楽団
ベートーヴェン:オラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」ベートーヴェン:オラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」
発売元
キングレコード株式会社ケント・ナガノのハルモニア・ムンディ・フランス第1弾。ベートーヴェン唯一のオラトリオを、作品の再評価にもつながる充実した演奏で聴かせる。ドミンゴら共演陣にも注目。
マスネ:歌劇「ウェルテル」マスネ:歌劇「ウェルテル」
ゲーテの原作にほぼ忠実だが、シャルロットに重きを置いたメロドラマ仕立てになっているところがマスネらしい。シャルロットのカサロヴァは、前半と後半の心の変化がなかなか見事だし、ウェルテルのヴァルガスも、近代人の苦悩を迫力をもって演じている。
シューマン:ピアノ協奏曲、R.シュトラウス:ブルレスケシューマン:ピアノ協奏曲、R.シュトラウス:ブルレスケ
デンオンからルックス重視でデビューしたグリモーが、心機一転、エラートから本格再デビューの第1弾となった録音がこれ。当然力の入った演奏だが、力んでいるのは聴き手の方で、演奏は軽快にして才気あふれる。「ブルレスケ」ではジンマンの絡みも聴きものだ。
マーラー:交響曲第3番マーラー:交響曲第3番
ヨーロッパを拠点に活動を行なう指揮者、ケント・ナガノがレーベル移籍後初のアルバムをリリース。秋よりベルリン・ドイツ交響楽団の主席指揮者となる彼の、初のマーラー交響曲。