制作・出演 : ヴェッセリーナ・カサロヴァ
カサロヴァ、カルメンを歌う 情熱のオペラ・アリア集カサロヴァ、カルメンを歌う 情熱のオペラ・アリア集
情の振れ幅が大きく性格がくっきり際立つアリアを集め、カサロヴァの声の技術と広汎で豊かな表情をとっぷりと快感しようというCD。魅力の中心はカルメン。ホセを翻弄する濃艶で業の深いキャラクターを深々と強靭な声色でゾクと聴き惚れさせる。情動、濃い。
RCA Red Seal THE BEST 89::ポートレイト〜メゾ・ソプラノ・アリア集RCA Red Seal THE BEST 89::ポートレイト〜メゾ・ソプラノ・アリア集
大型ソプラノとして期待されていたころの、2枚目のソロ・アルバム。「チェネレントラ」のコロラトゥーラのアリアから「フィガロの結婚」のケルビーノのアリアまで、カサロヴァの懐の深さをみせつけている。
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」
制作・出演
アレクシア・ヴルガリドゥ / チャールズ・カストロノーヴォ / バイエルン放送合唱団 / ピンカス・スタインバーグ / ミュンヘン放送管弦楽団 / ヴェッセリーナ・カサロヴァ / ヴェロニク・ジャンスブルガリアの心ブルガリアの心
ブルガリア出身のカサロヴァが祖国の音楽を心をこめて歌っている。ブルガリアン・ヴォイスのようなコーラスとともに歌うカサロヴァは、いつものオペラの彼女とは随分違っている。これがカサロヴァの音楽的なルーツなのだろう。とても興味深い一枚だ。
マスネ:歌劇「ウェルテル」マスネ:歌劇「ウェルテル」
ゲーテの原作にほぼ忠実だが、シャルロットに重きを置いたメロドラマ仕立てになっているところがマスネらしい。シャルロットのカサロヴァは、前半と後半の心の変化がなかなか見事だし、ウェルテルのヴァルガスも、近代人の苦悩を迫力をもって演じている。
ミニョンのロマンス〜フランス・オペラ・アリア集ミニョンのロマンス〜フランス・オペラ・アリア集
バルトリとならぶ若手人気メゾソプラノのカサロヴァがフランス・オペラのアリアを録音。東欧系(ブルガリア出身)の少し翳りのあるメゾ。声に芯があり、声質はクリア。威力もある。ただ、デリラのアリアあたりはもう少し艶っぽくてもいいと思う。
愛する彼のために ロッシーニ:アリア&デュエット集愛する彼のために ロッシーニ:アリア&デュエット集
次世代を担う実力と美貌を兼ね備えたメゾ・ソプラノ、ヴェッセリーナ・カサロヴァの作品。最も得意とするロッシーニのレパートリーからアリアとデュエットを集めた。
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