制作・出演 : フェリーチェ・ロマーニ
ベッリーニ:歌劇≪カプレーティとモンテッキ≫全曲ベッリーニ:歌劇≪カプレーティとモンテッキ≫全曲
話題のふたり、ガランチャとネトレプコの競演にどっぷり酔いしれる愉悦。演奏会形式での公演ライヴだが、舞台を彷彿とさせる迫真力は歌手陣の力量の素晴らしさ。加えて、スターだけを突出させずに全体を大きく俯瞰する指揮の技。バランスに優れた秀演。★
ベルカントベルカント
“ヴェルヴェット・ヴォイス”と形容されるガランチャの美声は、すべての音域・表現域において安定した美質を保ちながら強靭な表現力で聴き手に迫る。全曲も発売された「カプレーティ」では指揮表現の違いも歌い分け、優美と情念の危うい平衡感覚に酔わされる。★
ベッリーニ:歌劇≪夢遊病の娘≫全曲ベッリーニ:歌劇≪夢遊病の娘≫全曲
ピリオド楽器演奏の潮流はベルカント・オペラにまで至った。マリブランへのトリビュート・アルバム『マリア』を通じて、バルトリが到達したのがこの19世紀のディーヴァの代表作「夢遊病の娘」。メッゾ・ソプラノがタイトルロールを歌えば風景も変わる。★
ルビーニのためのアリア集ルビーニのためのアリア集
多彩な役柄と幅広い音域(ハイF!を含む)を歌い、“テノールの王様”と呼ばれたルビーニ(1794〜1854)。彼のために作曲された(または歌われた)アリア集を、現代の“王様”フローレスが歌う。超高音を鮮やかに決め、巧みな歌いまわしで往時のオペラハウスの興奮を再現。★
愛する彼のために ロッシーニ:アリア&デュエット集愛する彼のために ロッシーニ:アリア&デュエット集
次世代を担う実力と美貌を兼ね備えたメゾ・ソプラノ、ヴェッセリーナ・カサロヴァの作品。最も得意とするロッシーニのレパートリーからアリアとデュエットを集めた。
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