制作・出演 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
若き日のカラヤンが戦後演奏活動を許される前に録音したウィーン・フィルとの交響曲第33番や、活動を再開した年の「フリーメーソン」での颯爽とした演奏が聴きもの。BPOとの6大交響曲は絶頂期の録音だ。
カラヤンの1971年録音のチャイコフスキーは、稀代のメロディメイカー、そして洗練されたオーケストレーションの名手としてのチャイコフスキーを前面に押し出している。類まれな美しさに満ちたチャイコフスキーだ。
第3番を除いた交響曲集と、シベリウスの代表的な管弦楽曲をまとめた一枚。ベルリン・フィルとの円熟の境地といった演奏と、フィルハーモニア管を振った初期の颯爽とした演奏とが楽しめる。
“癒し”をコンセプトに、ジャンル/作曲家別にクラシック音楽を集めたシリーズのモーツァルト編。休日の朝や就寝前など、安らぎとくつろぎが欲しいひと時にぴったりの作品となっている。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / キャスリーン・バトル / クルト・モル / ヘルガ・ミューラー=モリナーリ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヨハン・シュトラウス2世カラヤンのウィンナ・ワルツはことのほか美しい。本作では、BPOとVPOとを振ったウィンナ・ワルツがまとめられている。VPOとは、唯一の登場となった87年のニューイヤー・コンサートでのライヴ録音だ。
ドヴォルザークはDGでの最初のステレオ録音、ベートーヴェンは2度目の全集のときのもの。ともにカラヤン50代半ばの壮年期の演奏だ。覇気に満ちたダイナミックで爽快な演奏が繰り広げられている。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ジェイムズ・ゴールウェイ / デニス・ブレイン / バーナード・ウォルトン / フィルハーモニア管弦楽団 / フリッツ・ヘルミス / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン生誕100年記念として発表された、“ベスト100”シリーズのコンピレーション・アルバム。クラシックの一種の大衆化を成し遂げた、20世紀後半を代表する指揮者の真髄に触れることができる6枚組。
アメリカのヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルの2008年版ベスト・アルバム。フィギュア・スケートでよく使われる「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」をはじめ人気楽曲を多数収録。
DGからのデビュー・アルバムでもラフマニノフを取り上げたジルベルシュテインの、得意とする曲目がカップリングされている。繊細で抒情的な表情と、強烈な打鍵から生み出されるスケール感とを併せ持った一枚だ。
ピアノ協奏曲の第1番は、4種類ほどあるうちの4番目の録音。アルゲリッチの迸る情熱に圧倒されるライヴの模様を収めており、アバドとスリリングな演奏を繰り広げている。「くるみ割り人形」ではリラックスした楽しい演奏が聴ける。