制作・出演 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
「海」は2度目、ほかは最初の録音。ベルリン・フィルを十分に鳴らしきった「ボレロ」が圧巻だが、分厚い響きのドビュッシーや絢爛たる絵巻の「ダフニス〜」などでも、カラヤンの世界が繰り広げられている。
カラヤンのディスコグラフィの中でも名盤の誉れ高い一枚。豊かな“歌”が全編に漂う、洗練の極みのようなその演奏は、カラヤン美学のひとつの頂点に達している。カラヤンを知る上で欠かせない作品だ。
制作・出演
アグネス・バルツァ / アンナ・トモワ=シントウ / ウィーン楽友協会合唱団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / モーツァルト / ヨセ・ヴァン・ダム / ルドルフ・ショルツ / ヴェルナー・クレン「レクイエム」は2度目、「戴冠ミサ」は初の録音。ともにカラヤンとベルリン・フィルとが絶頂期を迎えていた時期の録音で、その磨き抜かれたサウンドと旋律の歌わせ方は他の追随を許さないほどの美しさに満ちている。
制作・出演
イングリート・シュテーガー / ダニーザ・マスティロヴィチ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ホルスト / リゼロッテ・レープマン / リロ・ブロックハウス他2008年のカラヤン生誕100年を記念したベスト・アルバム。バロックから近代の複雑なオーケストレーションの大曲まで、カラヤン、ベルリン・フィルの魅力を多くの人が楽しめるような選曲が施されている。
制作・出演
ジェイムズ・モリス / スウェーデン放送合唱団 / ストックホルム室内合唱団 / パトリシア・パーチェ / フランク・ロパード / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / リッカルド・ムーティ / ヴァルトラウト・マイヤー最高の音で楽しむために!
教会よりもコンサート・ホールで聴くレクイエム。オーケストラも合唱団もこの上なく高水準な、精妙で劇的な演奏を繰り広げている。歌手陣も粒ぞろいで、高度な音楽的感興に満ちあふれた名演と言える。
絶賛を博しているヴァント/BPO録音第3弾。老齢に達しながらまるで衰えを知らぬヴァントの精密な棒さばきは、ブルックナーの本質を細部まで克明に描き出し、独自の境地に達している。
今世紀最後の巨匠ギュンター・ヴァントとベルリン・フィルという最上の組み合せで、99年11月に行なわれたコンサートのライヴ録音。ヴァントのカリスマぶりがいかんなく発揮された究極の演奏。
巨匠ヴァントがベルリン・フィルとついにブルックナーの最高傑作、交響曲第8番を録音。2001年1月の定期演奏会でのライヴの模様で、同曲を何度も演奏しているヴァントの決定的名盤だ。
制作・出演
アンドレア・ボチェッリ / ズービン・メータ / チェチーリア・バルトリ / フランク・シナトラ / プッチーニ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ルチアーノ・パヴァロッティ / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団ウィンド・アンサンブル録音年(1968から1997年) 偉大なるスーパー・テノール、パヴァロッティ追悼盤 2006年トリノ・オリンピック開会式でうたった<誰も寝てはならぬ>他有名オペラ・アリアから<オ・ソレ・ミオ><カルーソー>などの得意曲、フランク・シナトラとのデュエット曲<マイ・ウェイ>など名曲が勢ぞろいした究極のベスト盤です。 ※この追悼盤は、現在パヴァロッティのベスト盤として親しまれている「パヴァロッティ/グレイテスト・ヒッツ」(POCL-1757)をプライスダウンし、CDジャケットも新しくデザインし直したものです。
パッと聴くといささか地味な印象を受けるが、やたら華々しいサーカスのような演奏をしない感性と知性に、いつしか静かな満足感を覚える。グリーグが愛用したピアノで録音された「抒情小品集」は、協奏曲以上に心に染み入る演奏。この密やかさは貴重だ。
制作・出演
カール・ベーム / カール・ライスター / グリーグ / グンドゥラ・ヤノヴィッツ / ジェイムズ・ゴールウェイ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ペーター・シュライアー / ローター・コッホ時々客演していたベルリン・フィルとの、名演と言える演奏。小澤征爾の切れ味鋭いリズム感が躍動し、ベルリン・フィルを自在にコントロールしている。ワイセンベルクとのアンサンブルも緊密で、心地よい緊張感が漂っている。