制作・出演 : ベルン交響楽団
ライネッケ(1824-1910): 交響曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.155/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.93 演奏/インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)、 ヨハネス・モエズス(指揮)ベルン交響楽団 ドイツ・ロマン派音楽の奥深さを教えてくれるライネッケの音楽は、cpoでも過去のリリースで重要視してきましたが、交響曲第1番はその評価を決定づける1曲だと言えるでしょう。また3曲のヴァイオリン作品は世界初演時のライヴ録音であり、貴重な記録でもあります。 Disc1 1 : Lento - Allegro con brio 2 : Andante 3 : Scherzo. Molto vivace 4 : Finale. Allegro ma non troppo - Allegro molto quasi presto 5 : Allegro moderato 6 : Lento 7 : Finale. Moderato con grazia 8 : Romance in E minor for Violin & Orchestra (Vorspiel zum vierten Akt) 9 : Carl Reinecke: Symphony No. 1; Violin Concerto; Romances Powered by HMV
コルボのおじは、合唱指揮者でこのレクイエムの公演の準備をしていたが、急死してしまったため、コルボは追悼の意味を込めて、おじの合唱団を使ってこの曲を録音したのであった。清らかで美しく、心にしみ入る、特別に感動的な演奏だ。
典礼文から「怒りの日」をはずした構成は、死者のためというよりは残された人のためにともいえる、いつくしみに満ちた名曲。女声合唱とソプラノ・ソロに児童合唱とボーイ・ソプラノを用いた、実際の教会でのミサを思わせる静かで、敬虔な演奏だ。