制作・出演 : ポール・マッカートニー
フレイミング・パイフレイミング・パイ
『アンソロジー』映像でも3人の中で最も充実した表情をしていたから、「あの企画以降やる気が再び湧いてきた」という本人のコメントにも納得がいく。どことなくケルト風味の(1)以下“ポール調”としか言いようのない曲がずらり。これは「買い」でしょう。
ポール・マッカートニーポール・マッカートニー
'70年4月に発表された初のソロ・アルバム。ポール自身がすべての楽器をプレイして作り上げた“手作り”のアルバム。(4)や(12)はポールらしい佳曲だが、インストの(3)や(9)は単なるお遊び。このアルバムの発表がビートルズの解散を決定的なものにした。
マッカートニー 2マッカートニー 2
80年に発表された2作目のソロ・アルバム。10年前の1作目同様、ポール自身がすべての楽器をプレイしているが、相違点はデジタル楽器の進化。YMOの影響を指摘する人もいたテクノ・サウンドだが、彼の本領はやはりメロディーにある。(12)と(13)はCDのみ。
ポール・マッカートニー公式海賊盤ポール・マッカートニー公式海賊盤
海賊盤といったら正式には認められてない。しかしこれは、公式海賊盤というポール自身が認めて発売するモノ。番組で行なったアコースティック・ギター中心の暖かみのあるライヴを収録。ビートルズ時代のものやソロ・カヴァーなどポール独特の歌声が生で聴ける。