制作・出演 : マキシム・ヴェンゲーロフ
極上のクラシック モーツァルトBEST極上のクラシック モーツァルトBEST
制作・出演
アムステルダム・バロック管弦楽団 / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エディタ・グルベローヴァ / トン・コープマン / ニコラウス・アーノンクール / バーバラ・ボニー / マキシム・ヴェンゲーロフ / マリア=ジョアン・ピリス / モーツァルトカルメン幻想曲〜スーパー・ヴァイオリンの名技カルメン幻想曲〜スーパー・ヴァイオリンの名技
解釈の深浅よりも、まず指が回るかどうかが問題になる難曲ばかりを集めたアルバムである。録音当時、17歳だったヴェンゲーロフのテクニックは、小憎らしいほど冴えわたっている。パガニーニの曲では、メータが作り出す堂々たる響きも印象に残ることだろう。
J.S.バッハ:トッカータ&フーガを弾く/イザイソナタ集J.S.バッハ:トッカータ&フーガを弾く/イザイソナタ集
現代最高のヴァイオリニストの1人に数えられるヴェンゲーロフによる無伴奏ヴァイオリン作品集。イザイの6つのソナタから4曲のほか、ヴァイオリン用に編曲したバッハの「トッカータとフーガ」など。
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲&エルガー:ヴァイオリン・ソナタドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲&エルガー:ヴァイオリン・ソナタ
来日公演(2000年10月)を間近に控え、前作からほぼ一年ぶりの新録音が登場。これで主要なヴァイオリン協奏曲として残すところはベートーヴェンのみとなったが、これも2001年には録音の予定。
シチェドリン:コンチェルト・カンタービレシチェドリン:コンチェルト・カンタービレ
旧ソ連が国を挙げて英才教育を施した、生まれながらの天才ヴァイオリニスト、ヴェンゲーロフ。その彼が、ロストロポーヴィチ指揮のロンドン交響楽団をバックに、惜しみなく才能を披露している。
ショルティ・メモリアル・コンサートショルティ・メモリアル・コンサート
制作・出演
アンジェラ・ゲオルギュー / アンネ・ソフィー・フォン・オッター / ズービン・メータ / ベートーヴェン / マキシム・ヴェンゲーロフ / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団発売元
ユニバーサルミュージックブラームス:ヴァイオリン協奏曲&ヴァイオリン・ソナタ第3番ブラームス:ヴァイオリン協奏曲&ヴァイオリン・ソナタ第3番
協奏曲では自作のカデンツァを弾くなど、意欲満々。その切れ込みの鋭さや堂々とした風格はさすがである。ただし、音の弱い部分になると何となく生彩がないというか、味が薄くなりがち。録音のせいなのか。ソナタもいい場面はあるのだが。
メディテーション.ヴェンゲーロフの軌跡メディテーション.ヴェンゲーロフの軌跡
ヴェンゲーロフが凄いのは、最高のテクニックをもちながら“エンターテインメントもできるシリアスな音楽家”(あるいは“シリアスな音楽もできるエンターテイナー”)であるところ。このベスト・アルバムではそういう彼の幅広い芸風が楽しめる。