制作・出演 : ミシェル・シュヴァルベ
独奏フルートが華やかに活躍する組曲第2番、有名な《G線上のアリア》の原曲であるアリアを含む第3番。ヨーロッパ各地に起源を持つ様々な舞曲を組み合わせたバッハの管弦楽組曲2曲と、バロックの協奏曲を総決算し次に続く古典派を予告するような独創性をも備えているブランデンブルク協奏曲第5番をカップリングしたディスクです。巨匠カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの名コンビによる定評のある演奏で収録しています。
R.シュトラウスにとって最後の交響詩となった《英雄の生涯》は自己の業績を振り返る自伝的色彩の濃い曲で、既作品が次々に引用されて登場します。また《ティル・オイレンシュピーゲル》は14世紀の北ドイツに生きた伝説の人物ティルの様々ないたずらを素材にした作品です。前者はカラヤンがドイツ・グラモフォンにステレオ録音を開始した最初期の演奏で、ドイツ・ロマン派最後の巨匠の豊饒で表現的な音楽を完璧に再現しています。
1959年以来2度目となる、ソリストのシュヴァルベとの共演によるR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」をHQCD化。雄大なスケール感を見事に表現した、カラヤンとベルリン・フィルのコンビの全盛期といわれる1974年の録音だ。
最高の音で楽しむために!
制作・出演
ウルリッヒ・コッホ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ミシェル・シュヴァルベ / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ / リヒャルト・シュトラウスカラヤンのR.シュトラウスには、質の低い演奏はひとつもない。壮麗な「英雄の生涯」、絶妙な表情を見せる「家庭交響曲」、ロストロポーヴィチの名演を得た「ドン・キホーテ」。いずれも極上の名演ばかりだ。
カラヤン2度目の録音で、最盛期の名演のひとつ。複雑精緻なスコアを完璧に演奏しつくしており、カラヤン、ベルリン・フィル全盛期の記念すべき録音と言える。この曲の演奏史に残るだろう一枚だ。
カラヤンのディスコグラフィの中でも名盤の誉れ高い一枚。豊かな“歌”が全編に漂う、洗練の極みのようなその演奏は、カラヤン美学のひとつの頂点に達している。カラヤンを知る上で欠かせない作品だ。
制作・出演
アンリ・エラール / エルネスト・アンセルメ / クリーヴランド管弦楽団 / スイス・ロマンド管弦楽団 / セルゲイ・プロコフィエフ / ハンス・フリーバ / ミシェル・シュヴァルベ / レオン・フーグステール / ヴラディーミル・アシュケナージ「シンデレラ」は、プロコフィエフの6番目のバレエ曲。「兵士の物語」は、制約された条件下での小規模な作品だが味わい深い。本作の初演者、アンセルメによる歴史的な録音で楽しめる。
オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング(OIBP)で蘇るドイツ・グラモフォンの歴史的名盤。カラヤンがベルリン・フィルのコンマス、シュヴァルベとともに残したカラヤン流の「四季」。