制作・出演 : ユニコーン
WEBでのファン投票の結果をもとに編集されたベスト盤。今になってあらためて聴いてみると、この独自な音楽が時限爆弾のようにJ-POP界を後から揺るがす震源だった気さえする。各人が主張しながら一つの色に混ざりあっている、こんな奴ら、以降出てきてないよね。★
再結成を果たした、奥田民生率いるユニコーンの約16年ぶりとなるオリジナル・アルバム。彼ららしいユーモアと高い音楽センスが光る、“今のユニコーンにしかできないこと”にこだわって制作された作品だ。
初期ユニコーンの魅力が詰まった2ndアルバム。弾けた縦ノリのビートとドラマティックなメロディが一体となった、個性あふれるサウンドが楽しめる。奥田民生のエネルギッシュなヴォーカルが魅惑的だ。
それまでのハード・ロック、パンク・ロック路線から一転し、ユーモアあふれる独自のロック・サウンドを展開した3rdアルバム。1stシングルとなった「大迷惑」や表題曲「服部」など、痛快なナンバーが満載された名盤だ。
前回の「服部」同様、ユニコーンはじけてます。ここまで徹底的に遊ばれると聴いている方も気持ちよかったりして。もう行くところまで行ってくれって感じ。したたかで媚びてなくて楽しそうでよいな。「いかんともしがたい男」というタイトルには一本とられた。
凝ってるなぁ〜。今9曲目の「フリージャズ」を聴いたことろだが既に降参だ。プチプチ入るノイズまで計算されつくしてる。相変わらず突出してるよなぁ。くらくらくるなぁ〜、ユニコーン。才能垂れ流し状態。まいった。
レコーディング中にドラムの川西幸一が脱退したことで“解散アルバム”となってしまった93年発表作。川西へのメッセージ・ソングとも言われる名曲「すばらしい日々」を収録した、シンプルかつ骨太なロック・アルバムだ。
オリジナル曲7曲プラス、そのカラオケ・ヴァージョン7曲でゴールデン・ハーフという仕組み。発表した7枚のアルバムもすべて1枚2千円の“逆転満塁ホームランプライス”という名の復刻で登場。でもオイシイ曲がカラオケ付きで蘇ったコレが一番売れるような気もする。
本作がユニコーン最後の作品。2枚組となった本作は、1枚が過去の様々な場所でのライヴの中からのベスト・セレクト。そしてもう1枚が全発売作品の中からのベスト・セレクトとなっている。実はそのセレクトにも彼ららしい味が隠されている。内容は秘密さ。